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派遣社員

なるには難易度 派遣会社に登録すれば派遣社員になることが出来る。
コスト削減を目的に正社員採用を抑制し、いつでも解雇ができる派遣社員の数を増やしている企業が多いため、派遣社員として働くだけなら容易。
年齢制限 若いほど需要が多いが、明確な制限はない。
学歴 必ずしも求められるものではないが、一般の採用と同様に高学歴ほど需要が多い。
収入状況 一番需要の多い女性事務員の時給で1000円前後。
年収は300万円にも満たない。
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職業データ

派遣社員とは

派遣社員とは派遣会社に所属し、派遣先の企業で働いている人のことを言います。

派遣社員の存在意義

なぜ、直接企業で雇用せず、わざわざ「派遣」という雇用形態にしているのか、なぜ派遣業がこんなにも増えたのかといえば、、
企業にとって、労働者(人件費)は収益を生み出す源であると同時にコスト(経費)でもあります。
企業としては業績に応じて人員を調節できれば好都合なのですが、日本の法律では正社員に対して簡単にクビにはできない上、給料も簡単には下げられません。
そこで、企業側の業績に応じて簡単に増減が可能な「派遣」という制度が近年大きく発展しました。

日本法律では
☆企業の業績が悪化した→直接雇用の人員削減→× (法律や労働組合などの関係で難しい)
☆企業の業績が悪化した→派遣社員を雇用しない→○ (企業は人員を派遣してもらっているだけで直接の雇用関係にありません。その為、何の問題も無く雇用を止めることができます。社会保険なども派遣会社が支払うため、企業側の負担は少ないのです。)

非正規社員(派遣社員を含む)を増やすことで、コストである人件費の節約をし、企業収益を増やしていますが、それは一時的な効果にしか過ぎず、人材育成をおろそかにしてしまった結果、長期的に見れば企業はもとより、社会全体の生産性を減少させているとの意見もあります。

派遣社員の職業体験談

派遣社員の仕事内容

仕事内容について

派遣社員が任される仕事内容は、単純な事務作業などの容易な仕事が多く、専門性・難易度の高い仕事は正規社員に任している企業がほとんど。
その為、スキルアップにつながりにくく、本来なら年数に応じて修得している知識や技術が身につかず転職しようにも、一度、派遣社員になってしまえば派遣社員でしか採用されなくなる・・との残念な状況もあります。

企業側からすれば、派遣社員はあくまでも雇用の調整弁。
景気が悪くなったり、業務が縮小されれば真っ先に「切られ(雇用の停止)」安定した職業とはいえません。

派遣社員にはマイナスイメージが強い印象があります。しかしながら
・子どもがいるので基本的には定時で帰りたい。
・あまりプレッシャーのかかる仕事はしたくない。
・趣味の時間を優先したい。
など、立場や考え方によっては働き方としてマッチしている人もいます。

また、「紹介予定派遣」という制度もあります。
紹介予定派遣とはある一定の期限を決めその期限までは派遣として働き、その後、派遣先企業と派遣労働者の両者が希望すれば、正社員として雇用する制度です。

勤務状況と社内での立場

勤務時間は派遣先の企業次第ですが、一般的に9時~5時までの日勤。
土日祝も休みの企業が多く、時間はきっちりとしていることが多い。

派遣労働者は派遣先企業での立場が弱くなりがち。
会社の社員食堂が使用できなかったり、「派遣さん」とモノ扱いをされ悔しい思いをすることもあるそうです。

派遣社員のなり方・仕事のつき方

各種学校卒業
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派遣会社に登録
矢印
派遣社員

派遣社員になるには

派遣会社に登録すれば、派遣社員になることができます。
Webや就職情報誌で募集をしている派遣会社に連絡を取り、派遣会社での面接後、登録となります。
行われるのは登録のみで給料などは支給されず、派遣先の企業で働くようになれば、給料が支給されます。

派遣会社登録後は、様々な派遣先企業を紹介してもらうことになります。
紹介の中に希望する会社があれば、 派遣先の会社にデータが送られ面接が行われます。
その後、採用となればそこで働くことになります。

その時の雇用関係はあくまでも、派遣会社と派遣社員との関係であり、派遣先企業とは雇用関係にありません。

なりやすい進学先

派遣社員になりやすい進学先はありませんが、一般の企業の採用と同様に大卒>短大・専門>高卒の順に有利になります。

派遣会社の業種や状況にもよりますが、女性の方が派遣で働く率は高くなっています。
年齢も若いほど需要があり、年齢を重ねるにつれてだんだんと需要は減少します。

派遣社員の年収・収入・給料は?

収入状況について

派遣社員のほとんどは時給制。

場所・職種などによっても様々ですが、一般的な事務作業の場合は1000円前後が一般的。
時給1000円・週休2日制・一日8時間労働・残業なしで計算した場合、8000円×22日で月収は176000円となります。

そこから、社会保険などを引くと、手取りは15万円程度。
年収にして2112000円となります。
エンジャパンのデータをもとにした派遣社員の平均年収では約315万円でした。

プログラムや英文会計など特殊な技能を持った派遣社員であれば、2000円を超える時給になることもあります。

派遣会社の取り分は30%~40%程度が一般的。
時給1000円で働いていた場合、派遣先企業から派遣会社に総額で1300円前後が支払われている計算になります。

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-更新13-02-01 -チェック17-03-01