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内閣総理大臣

なるには難易度 当選回数を重ね、実力者揃いの党内での権力闘争に打ち勝った者のみが総理の椅子に座ることができる。
なるためにクリアしなければならない課題は計り知れない。
年齢制限 年齢制限は特にはないが、与党内での地位を高める必要があり、若くても50代から。
学歴 制限は無いが、ほとんどの総理大臣が有名大学を卒業している。
収入状況 総理大臣の年収は約4000万円。
高収入ではあるが、日本国の舵を取る責任の重さを考えれば決して高い数字とはいえない。
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職業データ

内閣総理大臣とは

内閣総理大臣とは日本の行政の長のこと。
略称で総理大臣・総理・首相などとも言われています。
2013年1月現在、安倍晋三総理は歴代63人目の総理大臣です。

内閣総理大臣の職業体験談

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内閣総理大臣の仕事内容

内閣総理大臣の仕事内容

総理大臣の仕事は多岐にわたりますが、代表的なものには以下のものがあります。

◇内閣を組閣する
各大臣を任命し内閣を作ります。党内の調整でいろいろ苦労することも多いとか。
大臣のスキャンダルが発覚すると、総理大臣の任命責任を問われることもあります。

◇法律案の提出
内閣を代表して、国会に予算案や法律案を提出します。

◇政策の実行
決定した法律をもとに、行政の仕事を指揮する。

◇国のトップとしての国会答弁
国会に出席し、議員からの質問に答えます。
小泉元首相の場合は、息子さんの小泉孝太郎さんのCMのギャラまで野党議員に追求されていました。一見、関係ないと思われる質問にまで回答する必要があり、大変です・・。

◇外交
国内で各国要人を迎えたり、諸外国に出かけ各国要人とさまざまな会談をしたりします。
代表的な例では、小泉純一郎元首相と金正日総書記との北朝鮮での日朝首脳会談があげられます。

任期とスケジュールについて

内閣総理大臣には任期が無く、政治的な状況が許せば長期的に総理の椅子に座り続けることも可能です。
安定政権を築き長期的に総理として活躍する人、スキャンダルや政局に巻き込まれ短期間で退任に追い込まれる人など、さまざま。

【歴代在職日数】
1位 佐藤栄作 2798日
2位 吉田茂 2248日
3位 小泉純一郎 1980日

【在職日数の少ない総理大臣】
1位 東久邇宮稔彦王 54日
2位 羽田孜 64日
3位 石橋湛山 65日

総理大臣になれば毎日のスケジュールは分刻みで決められ、一日の行動が新聞にすべて公開されるようになります。
任期中は日本のトップとして活動するわけですから、プライバシーはあってないような状況。
とにかく忙しい時を過ごすことでしょう。

内閣総理大臣のなり方・仕事のつき方

国会議員になる
矢印
国会で内閣総理大臣に選ばれる
矢印
内閣総理大臣

内閣総理大臣になるには

総理大臣には国会議員しかなることができないため、まずは衆議院ないし参議院の国会議員になる必要があります。
国会議員になった後、国会で指名されれば内閣総理大臣になることができます。

ただし、制度上は参議院からでも総理大臣になることが可能ですが、参議院から総理大臣になったケースは今までに無く、現実では衆議院議員から選ばれることが慣例となっています。
そのため、総理の椅子を目指すなら、衆議院議員を目指す必要があります。

国会で指名を受ければ、晴れて内閣総理大臣になることができるわけですが、現在の日本の政治状況では、与党の長がそのまま総理になるケースがほとんど。
2013年1月現在ならば、与党自民党の総裁である安倍晋三さんがそのまま内閣総理大臣になっています。
そのため、総理になるには、まず第一に与党に所属する必要があります。
*与党とは政権を持っている党のことを言います。衆議院議員で一番議員が多い党、又はグループのこと。

では、次にどうすれば与党の長になれるのか?
2013年1月現在、与党である自民党の場合であれば、社会情勢や党内の人事状況によって総裁を決定するケースがほとんど。
議員としての当選回数を増やし、党内での地位や発言力を高め、来るべき時を待つしか総裁になる方法はないようです。
最近の傾向としては、選挙に強く、人脈に長けている2世議員の総理・総裁が増えています。

総理大臣になりやすい進学先

歴代の総理のほとんどが有名大学出身であることから、有名大学に進学した方が総理大臣になりやすいともいえるでしょう。
中でも、東京大学と早稲田大学は総理を数多く輩出している大学です。

ただ、中には例外もあります。
衆議院議員に16回も当選し、強烈なリーダーシップで首相にまで上り詰めた、戦後の大首相、田中角栄さんは高校も満足に出ていませんが、日本のトップとして長く活躍し続けました。
学歴は大事なものですが、田中元首相のように卓越した能力があれば、関係はないものなのかもしれません。

内閣総理大臣の年収・収入・給料は?

収入状況について

国会議員の特別職である内閣総理大臣の年収は法律によって定められています。
内閣総理大臣の年収は約4000万円。

【2016年】
月収:241万円(俸給:201万円+地域手当:40万円)
ボーナス・賞与:777万円(6月:359万円+12月:418万円)
年収:3671万円

年収4000万円と言えば世間一般では相当な高収入です。
しかし、総理大臣にはプライベートはほとんど無く、選挙に負ければ退任、問題があれば国民・マスコミからのバッシング、経済問題、外交問題、権力闘争など日々、様々なプレッシャーを感じながらの生活が義務づけられていることを考えれば、決して高収入とはいえないのかもしれません。

実際、首相在任中に亡くなられた小渕元首相や安倍元首相など、激務のために体を壊してしまう人も珍しくはありません。

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