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NPOで働く

なるには難易度	NPOではボランティアに近い形での募集が多く、働くだけなら容易。しかし、有給の正規職員になることは簡単では無い。
年齢制限	特に制限はない。
学歴	特に制限はない。
収入状況	有給のスタッフで160万円から250万円程度が平均的。

職業データ

NPOとは

NPO（特定非営利団体）とは「利益の再分配」を行わない団体のことで、主に社会に利益をもたらす、貢献する事業を行っている団体のことをいいます。
※利益の再分配とは、事業自体に利益が発生したとしてもそれらを従業員などに賃金として与えないということ。一般企業なら利益が発生すれば、従業員や株主に還元します。

NPOで働いた職業体験談

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NPOの仕事内容

仕事について

NPOと言っても、身近な問題の解決を目的とする団体から、世界を股に掛けて活動する団体まで、その種類や目的は多種多様です。
日本だけでも約5万団体（2015年）のNPO団体が存在していますが、一例を紹介します。

国境なき医師団
国境なき医師団（Medecins Sans Frontieres=MSF）は、中立・独立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体。
紛争地帯や自然災害の現場（主に途上国）で医療活動を行う。

かものはしプロジェクト
人身売買の危機に直面する子供達を助け出すNPO団体。

もやい
ネットカフェ難民などの生活困窮者に対して、新たな生活の再出発ができるようにサポートを行うNPO団体。

ダルク
覚醒剤・大麻・危険ドラッグなどの薬物依存からの回復を支援する団体。
ミュージシャンのASKAさんや田代まさしさんも入所されていました。

NPO団体の採用に応募

採用

NPO団体で働く

NPOで働くには

自身の希望するNPO団体に直接アプローチを行います。
団体のHPなどで採用情報が掲載されています。
◇NPO・NGOキャリア情報ポータルサイト

なりやすい進学先は特にありません。
「国境なき医師団」では、海外で活動するための英語の能力や看護師・医師の免許が必要になるなど、NPOの目的に応じて必要とされる能力やスキルは異なります。

NPOの年収・収入・給料は？

収入状況

第一生命経済研究所の統計データによると、NPO活動を行っている有給従事者の平均年収は約160万円でした。
NPOの仕事だけで生活をしていく事は厳しいのが現実です。
実際、ボランティアや他に仕事を持ちながら活動を行っている人がほとんどです。

NPO団体の主な収入源は「寄付」や「自治体からの援助」です。
※事業を行い資金を獲得しているところもある。
世間が不況にあえぐ中、資金獲得に苦労している団体がほとんどだと言います。

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