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土地家屋調査士
関東の調査士さんの体験記

名前 関東の調査士 投稿日 2020年10月13日
年齢 48才 年収 1400万円
URL https://www.shokugyou.net/shoku-kentiku/totikaoku.php
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各種データ

この職業に多い雇用形態

  • 個人事業主

働いている人に多い学歴

  • 高卒
  • 専門卒
  • 短大卒
  • 大卒

この職業・業界の男女比

  • 男:9 女:1

働いている人に多い年齢層

  • 30代後半
  • 40代
  • 50代
  • 60代

この職業に就くにはどうしたらいいですか?

まず国家試験に合格しないといけないので、そこがスタートです。

法律系士業のなかで、唯一、現場作業があるので、40才以下のスタートが一般的であり、おすすめです。

1日の勤務時間や残業、休日の状況は?

個人事業主が基本ですので、勤務時間という感覚がほぼありません。

私の場合の例として、土日は基本休みで週5日勤務。
8時30分~19時30分程度がほとんど。

ただし、クライアント都合により土日出勤もしょっちゅうです。

仕事内容、きっかけ、やりがい、マイナス面など

不動産取引にともなう土地や家屋の調査、不動産登記の手続き代理を行います。

私の場合は、勤務先が測量会社でしたので、そこからの独立開業です。

不動産登記に関する書類や図面の作成ですので、一生に一度のお客様がほとんどです。自分で書いた図面が名前入りで法務局に永久保管されますので、責任もやりがいも大きいです。

苦労やマイナスですが、まず設備投資がそれなりにかかりますので、ある程度の資金的余裕がないと開業出ません。
また野外での作業が半分ですので、体力的にも年齢がいってからの開業は難しいかもしれません。

女性が少ないのも、その理由からですが、事務所スタッフを雇用して体力を要する作業はまかせれば、決して不可能ではありません。

この職業に就きたい人へのメッセージ

上記は独立開業する場合の内容です。
近年では法人事務所での登録勤務も増えてきましたので、こちらも今後は有力な選択肢かもしれません。

自分ひとりで業務をこなす最大のメリットは収入面ですが、設備投資の不安やワークライフバランスを考えると、法人事務所で分担して業務を行うことも大きなメリットです。

業界の傾向として、事務所法人化トレンドです。
今後はそのような形態が主流になると思われますので、自分自身が個人での独立を目指すか、事務所勤務を目指すかによって2つに分かれるので、向き不向きによって選択なさってください。

また開業する場所によって大きく仕事量もかわりますが、全国的に不足している職業ですので、一般的な職業とくらべて収入は恵まれています。
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