職業ガイド>デザイン・アート系職業>か行の職業> 骨董屋・アンティークショップ店員
なるには難易度 | 経験を積み価値を見定める鑑定眼を鍛え上げる必要があり、なる事は簡単では無い。 |
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年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 必要ない。 |
収入状況 | 店の規模や取り扱う骨董品の価格などによって様々。 |
骨董屋・アンティークショップ店員とは
骨董屋・アンティークショップ店員とは、陶器や絵画など古くて価値のある骨董品を販売する職業です。
アンティークや古美術の知識を活かして売買を行い、利益を捻出します。
全国の就業者数は不明ですが、経験が必要なこともあり高齢の男性の割合が高いようです。
仕事内容について
骨董屋の仕事は大きく2つに分けられます。
1.買い取り・仕入れ
店に売りに来たお客さんから商品を受け取り、鑑定を行います。
簡単なものならばその場で鑑定を行い、売買が成立します。
鑑定が難しい場合は商品を預かり、鑑定結果が出次第、買い取り価格の連絡をして売買を行います。
その他にも依頼に応じて現地まで出張買い取りに行く場合もあります。
骨董品の価値を見極める「鑑定眼」が骨董品屋の全てといえます。
この能力が低い場合は最適な価格を提示できないため、お客が増える事はなく経営に失敗します。
2.販売
お店に来たお客や得意先に商品を販売します。
お店以外では骨董品屋が集まる買い取り市で販売することもあります。
また、国内で仕入れた商品をアンティーク人気の高い海外で販売するブローカーとして働いている人もいます。
骨董屋で働き経験を積む
骨董屋・アンティークショップ店員
骨董屋・アンティークショップ店員になるには
骨董屋自体は古物商の免許を取得すれば、簡単に開業することが可能です。
しかし、骨董品の価値を見定める「鑑定眼」が無ければ経営がままなりません。
独学で鑑定の経験を積むことは難しいため、とりあえずはどこかの骨董屋に勤務し、店主の目利きや人脈、売買法などの方法を修得します。
ある程度の経験を積んだ後は、その知識を活かして独立することもできます。
収入について
骨董屋の収入は店の規模や取り扱う骨董品の価格などによって様々ですが、もともとマーケットの大きい業種ではないため、それほど大きな収入は期待できないといいます。
取り扱う商品金額が大きい場合は、利益が出しやすく高収入を得ることができます。
ただ、高額商品を扱うことは同時に大きなリスクを背負うことにもなります。
鑑定に失敗し、贋作だった場合や破損した場合のリスクは金額相応に高くなります。
-更新13-12-01 -チェック18-12-01