| なるには難易度 | 大学を卒業し、修士課程・博士課程に進学するなどかなりの努力が必要。 |
|---|---|
| 年齢制限 | 明確な年齢制限はないが、研究者として地道にステップアップする必要があるため、高年齢からのチャレンジは難しい。 |
| 学歴 | 大卒・大学院卒が必須。 |
| 収入状況 | 研究所や大学次第。 |
海洋学者とは

海洋学者とは、海洋の調査分析を行う職業。
海洋の生物や海洋の地質学など海洋に関するあらゆる事を研究対象としている。
仕事内容について

大学や研究施設において、海洋に関する研究が主な仕事になります。
研究内容は多岐にわたり、代表的なものだけでも
・海洋科学:海洋物質の性質や変動などを研究する。
・海洋地質学:海底の地質などを研究する。
・生物海洋学:海洋に存在する魚や動物の生態などを研究する。
などがあります。
一見、直接的には人々の生活にメリットを生み出さないこれらの研究ですが、研究結果が新たな医薬品の開発に応用されたり、地震予知や異常気象の解明に活用されたりと目には見えにくい所で大きく役立っています。
大学・大学院
(修士・博士課程)
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海洋関係の研究所など
大学卒業
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大学院
(修士・博士課程)
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助手・助教
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講師
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准教授
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大学教授
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大学で海洋学者として働く
海洋学者になるには
海洋を研究している機関は、大学や水産庁などの研究所が中心です。
海洋学者になるには、まずは大学で海洋学を学ぶ必要があります。
大学卒業後には大学院に進学し、修士課程や博士課程で更に研究を続ける人がほとんどです。
海洋学者のなり方としては、
・大学に残り、講師や准教授、教授とステップアップしていきながら研究を続ける人。
・海洋関係の研究所などに就職して研究を続ける人。
の2つのパターンに大別されます。
進学先について
大学の海洋学科、水産学科など大学の関係学部への進学が必須。
【関連リンク】
・海洋研究開発機構
・日本海洋学会
・東京大学大気海洋研究所
・京都大学農学研究科
収入について
大学に勤務する場合は、その大学の規定によって様々。
大学教授の年収は約1070万円(平成26年)
大学准教授の年収は約830万円(平成26年)
※賃金構造基本統計調査より
科学技術庁や水産庁などに勤務した場合は公務員としての給与が支払われます。
※国家公務員の平均年収:約598万円(平成25年)
-更新14-09-01 -チェック19-09-01