なるには難易度 | 公務員の場合は自治体の採用試験に合格する必要があり、難易度は高い。 民間の場合は比較的容易。 |
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年齢制限 | 会社の規定次第。 |
学歴 | 特に制限はない。 |
収入状況 | 平均年収は 地方公務員:550万円前後 民間:300万円前後 |
給食調理員とは
給食調理員とは学校の給食を調理するスタッフのこと。
男性でも女性でもなることはできますが、圧倒的に女性が多い職業です。
仕事内容について
給食調理員の仕事は、学校に通学する生徒のために給食をつくることです。
朝早くに出勤して献立を確認した後は直ぐに作業を始めます。
調理に入れば給食の時間に間に合わせるために、ひとつひとつの作業をスピーディーにこなさなければなりません。給食の現場は常に時間との闘いになります。
無事にその日の給食を仕上げることができれば、つかの間のお昼休憩となります。
休憩終了後は、使用した食器や調理器具の清掃を行い、翌日の準備をしてから帰宅の途につきます。
体力勝負の一面も
数十人分から数百人分の材料を大きな器具で一気に調理します。
一般家庭では絶対に見ることのない大きな釜やへらを使用するため、それらを使いこなすための体力的な強さが求められます。
働き始めは筋肉痛になる人がほとんどで、仕事内容はとてもハードな職業です。
体力があり、迅速に行動できる人でないと続ける事は難しいといいます。
衛生面には細心の注意を
ほとんどの学校では数百人単位の生徒が在籍しています。
たった一品でも食中毒が発生すれば大きな事件となるため、衛生面には細心の注意が払われています。
勤務時間と就職先について
勤務時間は7時くらいから17時くらいまでが一般的ですが、状況により様々です。
学校で給食が支給されない土曜・日曜・祝日が休日になります。
民間の給食会社に入社
給食調理員
地方公務員試験を受験する
合格・採用
給食調理員
給食調理員になるには
給食調理員になるには主に2つのルートがあります。
①民間の給食会社に入社する。
現在の主流コースはこちら。
給食業務は経費削減のために民間委託に切り替えられています。
パートや社員として働きます。
②地方公務員として学校の給食調理場で働く。
公務員試験を受験し、学校の給食調理員として勤務します。
民間委託が進められているため、現在では募集は少なくなっています。
調理師・栄養士免許について
調理師・栄養士免許の取得は必須ではありません。
ただ、取得者の方が優遇される傾向にあります。
収入について
【民間の場合】
月給が18万円~25万円程度。
年収にして300万円前後が一般的。
【地方公務員の場合】
平均年収550万円程度。
※「地方公務員給与実態調査結果の概要」より
年 | 年齢 | 平均給与 | 諸手当 | 賞与 | 年収 |
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平成26年 | 48.7歳 | 31万1728円 | 3万2676円 | 136万396円 | 549万3244円 |
平成25年 | 48.3歳 | 31万1763円 | 3万2616円 | 122万5989円 | 535万8537円 |
平成24年 | 48.2歳 | 31万990円 | 3万2734円 | 122万3657円 | 534万8345円 |
平成23年 | 47.9歳 | 31万50円 | 3万3698円 | 135万7805円 | 548万2781円 |
平成22年 | 47.7歳 | 30万9468円 | 3万2356円 | 135万205円 | 545万2093円 |
平成21年 | 47.6歳 | 30万9995円 | 3万2743円 | 142万2363円 | 553万5219円 |
平成20年 | 47.4歳 | 31万1278円 | 3万2535円 | 154万7159円 | 567万2915円 |
平成19年 | 47.2歳 | 31万2920円 | 3万2528円 | 155万4516円 | 569万9892円 |
-更新13-03-01 -チェック17-03-01