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なるには難易度 | 料理本を出版している出版社や新聞社に入社するのが基本路線。 就職難易度は若干高い。 フリーで働く場合は実力次第。 |
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年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 明確な学歴制限はないが出版社に入社する事を考えると大学卒業者の方が有利になる。 |
収入状況 | 勤務形態などにより様々。 |
料理本・グルメ本ライターとは
料理本・グルメ本ライターとは、本のテーマに適応した飲食店(名店や行列のできる店など)を取材し、記事にまとめる職業。
取材を行う行動力と、印象や感想などをまとめる文章力が求められる職業。
仕事内容について
基本的には会議によってその雑誌や書籍のテーマが決められます。
決められたテーマにふさわしい飲食店を探し出し、実際に取材に出かけ、印象を文章にまとめあげます。
人気の飲食店であるほど、取材NGの店も少なくありません。
しかし、そういう店ほど読者の想い満たしてくれる店でもあります。
「食」に対する熱い想いを理解してもらい、なんとか取材ができるようにうまく交渉する能力も必要だといいます。
その他では、以下の様な料理関連本でもグルメライターが関わっています。
・料理研究家のレシピ本
・料理を入れる食器の本 など
勤務状況
どのような所属先であれ、基本的に出版関係は忙しい。
特に編集プロダクションなど多くの仕事を抱えているところでは、連日連夜の残業も珍しくありません。
①出版社に入社
or
②編集プロダクション
or
③フリーライターとして企画に参加
料理本・グルメ本ライター
料理本・グルメ本ライターになるには
料理本・グルメ本ライターになるには主に3つのルートがあります。
①出版社に入社する。
一番王道の選択肢。
収入は安定しますが、出版社は採用倍率が高くなかなか難しいルート。
また、グルメ本に関われるかどうかは会社次第。
②編集プロダクションに入社する。
出版社よりは入社しやすい。
こちらもグルメ本に関われるかどうかは会社次第。
③フリーライターとして企画に参加する。
経験とコネ・人脈が必要だが、グルメ関連の仕事を選ぶことができる。
※よほどの力がないと仕事は選べないのが現実。
安定した収入を得る事は難しくなる。
進学先について
執筆や編集作業が仕事の中心になるため、高度なリテラシー能力が求められます。
そのため、出版社などでは大学卒業者を中心に採用が行われています。
進学先は大学の文系学部がベストになるでしょう。
収入状況について
出版社に勤務している場合は会社の規定次第。
大手の出版社か、中小の出版社かで大きな年収差があります。
【大手出版社の年収例】
東洋経済新聞社:約1000万円
KADOKAWA:約1015万円
※平成25年有価証券報告書より
中小の場合は大きく年収は下がり、一般のサラリーマンの水準と差はありません。
フリーのライターとして参加する場合は実力次第。
ページ数や企画に対して報酬が支払われます。
-更新13-02-01 -チェック17-05-01