職業ガイド>マスコミ・芸能系職業>た行の職業>地下アイドル(ライブアイドル)
なるには難易度 | なるだけなら容易。 容姿端麗の方が良いが、地下アイドルにはそこまでの容姿は求められず、キャラクターで勝負する人も。 |
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年齢制限 | 主に10代から20代。 30代となるとなかなか難しいのが現実。 |
学歴 | 全く必要ない。 |
収入状況 | 平均年収は100万円程度。 多くの地下アイドルは学業や他の仕事を持ちながらの兼業。 |
地下アイドル(ライブアイドル)とは
地下アイドルとはテレビなどのメディア中心ではなく、ライブハウスやイベント会場でのライブを中心として活動するアイドルの事をいいます。
地下アイドルの他に、インディーズアイドル、プレアイドル、リアル系アイドルなど様々な呼び名が存在しています。
また、それぞれの呼び名によっても少しづつ活動内容が異なっています。
職業名 | 地下アイドル(ライブアイドル) | ||
名前 | ダンサー | ||
年齢 | 22歳 | 年収 | 10万円 |
メッセージ |
仕事について
地下アイドルの仕事はステージに立ち、ファンに向けて情熱的なダンスと歌を披露することです。
ボイストレーニングを行ったり、自身で作曲を行ったり、物販のデザインを考えたりとステージ以外にも様々な仕事があります。
ファンとの交流
地下アイドルのライブでは、終了後にファンとの交流時間が設けられているため、直接ファンとコミュニケーションをとることができます。
出演予定や今後の展望、お互いの近況など、一般と変わらない会話が行われるといいます。
この交流があるおかげで、ファンはアイドルのために、アイドルはファンのために、とより強固な関係が結ばれていくようです。
地下アイドル(ライブアイドル)になるには
地下アイドルになるにはまずはどこかの事務所や地下アイドルグループのオーディションを受けて合格する必要があります。
合格するか否かは事務所の判断次第で、容姿を重視しているところもあれば、キャラクターを重視している事務所もあります。
もちろん、アイドルという職業柄、容姿端麗の方が評価が高いのはいうまでもありません。
個人で活動する場合
事務所に所属せずに個人で活動している地下アイドルもいますが、そのような人はかつて事務所に所属していたり、グループで活動していた人がほとんどです。
業界のマナーやルールを学んでいない段階での地下アイドルデビューは難しいのが現実です。
まずは所属事務所を探して、経験を積んだ方がよいでしょう。
地下アイドル(ライブアイドル)の厳しい現実
地下アイドルからメジャーのアイドル、例えばAKB48やモーニング娘のようにCDをメジャーレーベルからリリースし、日本武道館や大阪城ホールなどでライブができるクラスのアイドルにまでステップアップしたケースはほとんど存在していません。
AKB48やももいろクローバーZなど、今をときめくメジャーアイドルも最初は手売りや路上ライブからの出発でした。
スタート地点は地下アイドルと全くの同地点といえます。
ただ、そのふたつのグループが他の地下アイドルと決定的に異なる点はAKBには秋元康さんが、ももいろクローバーには大きな事務所がバックについていたということです。
事務所が大きい場合、ファンの支持が高まればメディアでの取扱いも増加してメジャーへの道が自ずと開けてきます。
楽曲提供も格段にレベルの高い人達ばかりになり、ヒットしやすいスパイラルが自動的に発生する仕組みになっているのです。
しかし、後ろ盾の無い地下アイドルの場合はメディアやレコード会社とのツテなど人気・知名度を拡大させるルートが無いために人知れず活動するしか手段が無いのが現状なのです。
結果として、最終的にはほとんどの地下アイドルは地下アイドルのまま引退していくことになります。
※メジャーにならずにライブハウスでファンと密接な活動をしているだけで「十分」という地下アイドルも少なくありません。
地下アイドルでも人気次第ではメジャーになれる可能性は確実にあり、実際に有力事務所と契約できる人もいます。
ただ、地下アイドルの延長線上に「アイドル」があるという考え方は間違ってはいませんが、正しくはないのが実情です。
収入について
地下アイドルの平均月収は12.7万円。
平均年収は152.4万円でした。
※「職業としての地下アイドル」姫乃たま著
地下アイドルのほとんどは、学生や一般の仕事など兼業で活動している人がほとんどで、アイドルとしての収入は月額で10万円程度とのことでした。
毎日ライブ活動を行っている訳ではないことを考えると、妥当な数字といえます。
また、ある程度の知名度が上がるまでは、ノーギャラで活動している地下アイドルもいます。
収入源は?
ライブへの出演料。 CD販売。グッズ販売などが主な収入源となります。
経費も多い
ライブ会場への交通費やスタジオ代、CDの制作費、衣装代、美容院代など、10万円程度の収入はその多くが必要経費として消えていくため、余裕のある生活は難しいようです。
-更新13-12-01 -チェック18-12-01