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なるには難易度 | 機材とある程度の練習をすれば、比較的容易になることができる。 しかし、DJとして、この職業一本で生活できるだけの収入を得るには相当の修練と音楽センスが必要。 |
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年齢制限 | 特に制限はないが、高年齢になると厳しくなる。 |
学歴 | 全く必要ない。 |
収入状況 | 駆け出しの頃は赤字。 世界のトップDJになると30億円以上を稼ぎ出す。 |
クラブDJとは
クラブDJはクラブでDJとして音楽を選曲し、音楽を流す職業。
DJにも様々な系統があり、テクノ・ハウス・レゲエ・ヒップホップなど数多くの専門分野があります。
クラブDJの仕事について
クラブ内に設置されているDJブースで(レコード)を回し、クラブ内の雰囲気を盛り上げ、踊りに来ているオーディエンスを楽しませます。
客層、ノリ、雰囲気を肌で感じながら、その状況にふさわしい選曲をしていきます。
最高のプレイができれば最高潮にオーディエンスが盛り上がりますが、冴えないプレイをしてしまった場合には「ブーイング」を喰らってしまうこともあります。
DJプレイのスタイルにも以下の3つがあり、それぞれに持ち味があります。
現在では、ノートPCひとつでプレイが可能なPCスタイルを採用するケースが増加しています。
1.レコードを使用する
2.CDを使用する
3.PCを使用する
労働時間について
直接的な労働時間はDJのプレイ時間。
プレイする時間はクラブの営業時間や出演順などによって様々ですが、夜から深夜にかけてがほとんどです。
ただ、プレイに使用する曲をDJプレイ前に選曲しておく必要があるため、間接的な作業時間も必要になります。
DJとしてのスキルを磨く
クラブと交渉・依頼によってプレイ
クラブDJ
クラブDJになるには
クラブDJになるには、まずはDJとしてのスキルを磨く必要があります。
スキルはDJスクールに通ったり、独学で練習するなどしてスキルの上達をはかります。
それなりの技術が身につけば、クラブと交渉するなどして許可を得た後に、実際にクラブでDJプレイを行う事ができます。
なお、交渉の際にはスキルを証明するための「ミックステープ」と呼ばれる自作の音楽をまとめた作品をクラブ関係者に提出し可否を判断して貰うのが一般的です。
人気・知名度など実力が高まれば、クラブ側からの依頼が増加し、日本や世界の様々な場所でDJプレイができるようになります。
収入について
【専属・所属のDJ】
店の規模や方針にも左右されますが、月に数万円程度で生活できるほどの収入は期待できないのが現実。
実際は他にアルバイトなどの仕事を持ちながら活動している人がほとんど。
そこそこ実力のあるDJで400万円前後とサラリーマン程度。
【フリーのDJ】
フリーの場合は実力次第。
駆け出しの頃は年収0円(赤字もあり)から、トップDJともなると年収数千万円以上と、人気と集客力次第で大きく年収に差があります。
トップDJの年収一覧
DJカオリ
日本のトップDJ。
クラブでのギャラは一晩50万円。月に10回はプレイ。
その他にもリミックスアルバムなどの収入があり、年収で6000万円以上。
カルヴィン・ハリス
年収46億円
スコットランド出身の年収世界1位のDJ。
ティエスト
年収32億円
DJ界の”皇帝”と呼ばれ、一晩で2千万円を稼ぎ出すといわれている。
デヴィッド・ゲッタ
年収30億円
フランス・パリ出身の世界トップDJ。
-更新14-09-01 -チェック19-09-01