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なるには難易度 | 漫才師になるだけならコンビを組むだけなので容易。 ただし、舞台やテレビにコンスタントに出演をする事は簡単ではない。 |
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年齢制限 | 制限はないが、あまりに高年齢からの業界入りは厳しくなる。 |
学歴 | 特に必要な学歴はない。 |
収入状況 | 上は億単位の年収から、下は無収入まで。 漫才師としての実力次第で年収は増減します。 |
漫才師とは
漫才師とは漫才を職業とする芸人のことを言います。
一般に「ボケ」と「つっこみ」のコンビスタイルで漫才を行いますが、3人のトリオやそれ以上の人数で漫才をすることもあります。
近年は漫才師が漫才だけをすることは少なく、コントも取り入れる漫才師がほとんどです。
仕事について
漫才師の仕事は舞台に立ち漫才をしてお客さんを笑わせることです。
出番前には漫才の台本に合わせた稽古を繰り返し、漫才の完成度を高めます。
漫才の台本は基本的に自身達で製作する事が通常ですが、専門の作家さんに書いてもらうこともあります。
お客を楽しませる事ができれば、その人気に比例して舞台やテレビに出演する機会は増加していきますが、おもしろくないと判断されれば自然に仕事が無くなり、舞台に立つことができなくなる厳しい世界です。
上下関係について
芸人の世界は先輩後輩の序列に特に厳しくなっています。
上下関係は年齢では無く、いつこの世界に入ったかで決まります。
例を挙げると現在30歳で業界3年目のAさんと現在22歳で業界5年目のBさんではBさんの方が先輩となり、AさんはBさんを先輩として接しなければなりません。
このしきたりのために年齢は下であっても先輩と呼ばれる逆転現象が起こるそうです。
芸能関係は挨拶には特に厳しく、しっかりと挨拶ができない人が成功する事はないでしょう。
タレント養成所に入る
or
テレビ番組や芸能プロダクションのオーディションを受ける
or
独力で活動する
or
師匠に弟子入り
漫才師
漫才師になるには
漫才師になるために必要な学歴や資格はありません。
一般的ななり方として、吉本興業などのタレント芸能事務所などが運営しているお笑い芸人教育養成施設に入校するルートがあります。
各芸能事務所が運営している養成施設に入校しチャンスをつかむ。
なぜこのパターンが一番多いのかというと、その養成施設で努力すれば、いろいろなチャンスが回ってくるような仕組みになっているためで、能力養成も目的でありますが、その後のバックアップも魅力のようです。
※もちろん能力が高い・売れそうだ、と判断された人のみ。見限られた人は放置が基本。
代表的な養成所に大阪吉本NSCや人力舎すくーるJCAや渡辺コメディスクールなどがありますが、その他にも多数存在しています。
だいたいの養成施設には入学試験あり、その合格条件は様々。
大阪NSCでは授業料を納めることができるならば合格になるとの噂もありますが・・。
授業料の金額も様々ですが40~50万円程度の場合が多いようです。
現在、たくさんの芸人養成施設が存在していますが、その中でも大阪NSCは他の追随を許さない圧倒的な芸人創出実績を残しています。
古くは1期生ダウンタウン、9期生ナインティナインなど、今をときめく吉本芸人達の多くが大阪NSCの卒業生です。
その他には番組の企画やオーディションから漫才師になったり、有名漫才師に弟子入りするなり方があります。
番組の企画で漫才師になったケースには「元気が出るテレビ」のグレートチキンパワーズ(解散)などがいます。
相方の見つけ方
漫才師に必要な相方ですが、古くからの友人を相方にしたり、養成所で見つけたりと様々。
ダウンタウンは幼なじみ、ナインティナインは高校の先輩後輩の関係です。
収入について
漫才師の年収は様々。
テレビで活躍しているトップ漫才師なら億円クラス、そうでない人は仕事が無いために無収入の人も。
ただ、高収入といっても漫才一本で勝負している人は少なく、ほとんどがテレビ番組などでの活動がメインになっています。
テレビでの仕事がメインになるにつれて、漫才をする機会も無くなっていく傾向にあります。
ちなみに漫才師のビッグイベントである『THE MANZAI』の賞金額は1000万円。
優勝者は飛躍的に売れるジンクスもあります。
-更新13-05-01 -チェック18-05-01