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医師・医者

なるには難易度 医学部への入学試験はかなり難易度が高い。
最低でも偏差値が60以上は必要。
中学・高校時代にしっかりと勉強をしておきたい。
医学部に入学さえ出来れば、ほとんどの人が医者になることができる。
年齢制限 30代、40代の社会人経験者から医学部に入学して医者になる人も少なくない。
学歴 医師免許を取得するためには、大学の医学部・医科大学進学が必要になる。
収入状況 医者の平均年収は1000万円以上。
高収入は間違いない。
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職業データ

医師とは

医師・医者とは医療及び保健指導を主な業務とする医療従事者のこと。
医者の8割強は男性と圧倒的な男性業界ですが、最近は女性も増加傾向にあります。
病院内では先生と呼ばれ尊敬を集める職業。

産婦人科、眼科、内科、外科、泌尿器科など多くの『専門』があり、内科の医者が一番多く、花形は外科といわれています。

医師・医者の職業体験談

医師・医者の仕事内容

医者の仕事内容

医者の主な仕事は医学的知識を活用して患者の治療をすることです。
患者さんの状態を診察し、注射や点滴、薬の処方など適切な治療を行います。

すべての仕事内容が命にかかわり、常に精神的な緊張を強いられるハードな仕事内容です。
医者や病院に対して医療訴訟を起こされるケースも増加傾向にあり、以前よりも心理的負担は増加していると言います。

勤務状況

一般的には、9時から18時~20時を診察時間としているところが多いようです。

ただ、実際の勤務時間は担当する『専門(科)』や病院の状況次第。
当直や急患が発生するなどして、変則的な勤務になることもあります。
基本的に日曜日や祝日は休みになることが多いようです。

産婦人科のように、慢性的な医者不足になっているような場合は、休みが取得しにくくなっているといいます。
※医療訴訟を起こされやすかったり、休日が取得しにくい産婦人科は新人医師に敬遠されやすいため、人手不足となっている。

医師・医者のなり方・仕事のつき方

高校卒業

大学医学部・医科大学入学

卒業

医師国家試験合格

研修医時代を2年

医師・医者

医師・医者になるには

医者になるには、医学部・医科大学に入学する必要があります。
一般の大学とは異なり、修業年限は6年間。

医学部入学はかなり難易度が高く、国公立大学、私立大学問わず偏差値にして60以上は必要。
1浪や2浪は当たり前で、何年も浪人し、苦節の末に医学部に入学する人も珍しくはありません。

更に東京大学理科三類、京都大学医学部など日本トップクラスの医学部になると、その年度の受験マスターたちが集まりハイレベルな戦いが展開され、その年度のトップの秀才達が学力を競いあっています。

医学部卒業後

大学卒業後は医師国家試験に合格しなければなりません。
この医師国家試験は決して簡単な試験ではありませんが、合格率は80%を超えているため、しっかりと対策をしておけば合格は間違いないでしょう。

資格取得後は、研修医として2年間を過ごしたのちに正規の医者となることができます。

医学部を再受験する人も

一度社会人になってから一念発起し、医学部に再入学して医者になる人も相当数存在しています。
医者になることに年齢制限はない為、やりがいを求めてチャレンジする人は多いようです。
30代やそれ以上の年齢から大学に入り直す人も少なくありません。

ただ、医学部への入学には年齢での制限が設定されているケースもあるといいます。
再受験の場合は受験校の入試状況をしっかり調べておこう。
※あまりに高年齢だと資格取得後に医師として活躍する事ができないため、医学部側が合格に難色を示す事がある。
医者を一人育成するには数千万円が必要で、国から多額の助成金が支給されている。

医師・医者の年収・収入・給料は?

医師・医者の収入状況


平成24年 項目 合計
平均年齢 42.6歳 37.6歳 41.2歳
勤続年数 5.6年 4.0年 5.2年
労働時間 162時間 161時間 162時間
超過実労働時間 13時間 11時間 12時間
平均月収 93.1万円 74万円 87.9万円
平均賞与(ボーナス) 95.7万円 68.8万円 88.3万円
平均年収 1212.9万円 956.8万円 1143.1万円

高収入職業の代名詞的存在である医者ですが、高収入は間違いありません。
何科の医者であれ、少なくとも年収にして1000万円以上は期待できるでしょう。
平成24年の賃金構造基本統計調査では平均年収は1143万円でした。

更に、自身の医院を開業すると「年収2000万円以上」の高収入も珍しくなく、美容外科の開業医などは平均年収3000万円以上とのデータもあります。

研修医は薄給であったが‥。

以前は、研修医時代には月に数万円程度しか支給されていませんでした。
しかし、現在ではその状況が改善され、年収で400万円程度支給されるようになりました。

かつては、当直のアルバイトなどをして、低収入の時期をなんとか生き延びてきた研修医も現在では普通に生活ができるだけの収入は得られるようになっています。

医者になるには金銭的な余裕が必要

上記のように、なってしまえば、高収入・ハイステータスである医者ですが、医者になるまでには相当なお金が必要になります。

まず、難易度の高い医学部入学への学力を高めるためには塾に行かなければなりません。
もちろん独学での挑戦でも問題はありませんが、現状として医学部を目指す人のほとんどは塾・予備校を利用しています。
※普通の塾よりも高額な月謝が必要な医学部専門の塾を利用する人が多い。

また、国公立大学医学部に入学できれば問題はありませんが、私立だと年間数百万円単位、6年間の総額で数千万円の学費が必要になります。
そのため金銭的に余裕が無い受験生は授業料が年間数十万円と格段に安い国公立大学を目指します。
一般家庭では私立大学の医学部に通うことは、不可能に近いでしょう。

・小学生や中学生の時から塾に通い努力している人が多い。(学費が必要)
・私立の中高一貫教育出身者が多い。(多額の学費が必要)
・普通の大学は4年制だが、医学部は6年制のため多くの学費が必要。

もちろん、金銭的な余裕が無くても自身の努力で医者として活躍している人は数多く存在しています。
しかしながら、一般的なルートで医者になるには金銭的な余裕が求められるのが現実です。

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-更新11-07-01 -チェック13-07-01