なるには難易度 | 講習を受ければ資格が取得でき、ホームヘルパーとして働く事ができる。 講習を受講するだけなので、容易になることができる職業。 |
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年齢制限 | 制限なし。 |
学歴 | 制限なし。 |
収入状況 | 平均年収は約280万円(平成24年)。 非正規での採用が多く、多くを望める職業ではない。 |
ホームヘルパー(訪問介護員)とは
ホームヘルパーとは、サービス利用者の自宅を訪問し、代わりに介護や家事などを行う職業。
主に高齢者や身障者など身体の機能が十分でない人に対してサービスを行います。
ホームヘルパーは日本語で訪問介護員とも言います。
ホームヘルパーとして活躍している人の数は約14万人。
女性の割合が高い職場環境ですが、最近は男性も増加傾向にあります。
職業名 | ホームヘルパー(訪問介護員) | ||
名前 | yamuyamu | ||
年齢 | 45歳 | 年収 | 80万円 |
メッセージ |
職業名 | ホームヘルパー(訪問介護員) | ||
名前 | yamuyamu | ||
年齢 | 45歳 | 年収 | 80万円 |
メッセージ |
仕事内容について
ホームヘルパーの主な仕事内容は、高齢者や身体障害者の自宅を訪問し、介護や家事をすることです。
仕事内容には、大きく分けて「家事援助」と「身体介護」の2つの分野があります。
「家事援助」:食事の調理はもちろん買い物や掃除、洗濯なども行います。
「身体介護」:身体介護や排泄介助、食事介助、リハビリの介助、通院介助、体位交換など。
孤独になりがちな高齢者の方たちの話し相手になってあげる事も大事な仕事のひとつです。
身体障害者に対してのサービスもありますが、ホームヘルパーの仕事としては高齢者に対してのサービスが中心になります。
高齢者のホームヘルプサービスには滞在して行う「滞在型」と1日数回、巡回して行う「巡回型」の2種類があります。
トラブルはつきもの
ホームヘルパーは体が不自由な高齢者や昔気質の高齢者と関わることが多いお仕事です。
いろいろな意見の食い違いからトラブルになることもあります。
そんな日常的に発生するトラブルをうまく乗り切り、ホームヘルパーとしての仕事を続けていくには、利用者の状況を理解し、大きな気持ちをもって接する対応が必要になるそうです。
勤務状況について
勤務時間は日勤だけの職場が多い。
24時間介護が必要な人を担当するケースもあり、勤務時間は不規則になることも。
早朝勤務・深夜勤務がある職場もあります。
勤務先としては社会福祉協議会や老人ホーム、民間介護会社、NPOなど。
介護系の企業・団体なら何処でも需要があります。慢性的な人手不足の業界。
ホームヘルパー講習を受講する
ホームヘルパー
ホームヘルパー(訪問介護員)になるには
ホームヘルパーになるには、自治体や民間のスクールが開講している講習を受講すればなることができます。
(現状では資格が無くてもこの仕事はできますが、資格取得者の方が優遇される)
講習には1級・2級があり
○1級:講習230時間 受験資格は2級ホームヘルパーとしての実務経験1年以上。
○2級:講習130時間 受験資格なし
一般的にはホームヘルパー2級を取得していれば採用されやすい。
収入について
平成24年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
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平均年齢 | 37.0歳 | 46.4歳 | 44.6歳 |
勤続年数 | 3.2年 | 5.5年 | 5.1年 |
労働時間 | 169時間 | 167時間 | 167時間 |
超過実労働時間 | 5時間 | 6時間 | 6時間 |
平均月収 | 22.6万円 | 20.4万円 | 20.9万円 |
平均賞与(ボーナス) | 23.2万円 | 29.5万円 | 28.3万円 |
平均年収 | 294.4万円 | 274.3万円 | 279.1万円 |
ホームヘルパーの平均年収は約280万円。
※平成24年賃金構造基本統計調査
ホームヘルパーの大多数を占めるホームヘルパー2級取得者の収入状況は良好とは言えません。パートやアルバイトの雇用形態が多く、時給800円~1000円前後が多い。
勤務時間次第ですが、月収で6~7万円くらいが平均的。
ホームヘルパーはアルバイトやパートでの採用が多く、正社員としての働き口がたくさんあるわけではありません。
本格的な介護福祉の仕事を望むなら、ホームヘルパーの上級資格である介護福祉士の取得を視野に入れておくと良いでしょう
-更新13-03-01 -チェック17-03-01