なるには難易度 | 看護師養成施設(大学・短大・専門学校)に進学する必要があるが、門戸は広く、しっかりとした志があれば、なることは容易。 |
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年齢制限 | 特に制限はない。 社会人になってから、看護師学校に通い看護師になる人も多い。 |
学歴 | 大学・短大・専門学校など、看護師養成施設に進学する必要がある。 |
収入状況 | 看護師の平均年収は約470万円。 |
看護師とは
看護師は主に病院などで医師の補助作業や患者の看護を行う医療従事者のことをいいます。
以前は、女性は「看護婦」、男性は「看護士」の名称が一般的でしたが、2002年からは男女の区別無く「看護師」と呼ぶように統一されました。
最近は徐々に男性看護師も増加傾向にありますが、まだまだ圧倒的な女性業界で男性の割合は20人に1人程度。
関連リンク:厚生労働省
職業名 | 看護師 | ||
名前 | すぅ | ||
年齢 | 23歳 | 年収 | 300万円 |
メッセージ |
職業名 | 看護師 | ||
名前 | くず | ||
年齢 | 25歳 | 年収 | 300万円 |
メッセージ |
職業名 | 看護師 | ||
名前 | みーなす | ||
年齢 | 42歳 | 年収 | 500万円 |
メッセージ |
仕事内容について
看護師の仕事は主に病院や診療所などの医療施設、医療部門に勤務し、医者の診察の補助や患者さんに対するケアを行うことです。
注射や採血、点滴、手術の準備から患者さんの精神的なケアなど、仕事内容は幅広い。
その職務内容は幅広く、医師が行う医療行為以外では、ほとんどの仕事に看護師がかかわります。
いつの時代も女性のなりたい職業ランキングの上位に入る看護師ですが、労働環境はかなり厳しい。
重い器具を運んだり、患者を抱えて移動させることもあり、体力的な強さも求められまますが、ミスが許されない仕事へプレッシャーも相当な負担となるようです。
看護師の勤務状況
病院によっても様々ですが、入院施設・病棟がある病院の多くは24時間体制を採用しているため、早朝勤務や深夜勤務などの交替制勤務になることがほとんど。
盆、暮れ、正月も関係なく休日も不定期なことが多い。
看護師は離職率の高い職業
ハードな仕事内容のためか、看護師業界は他業種に比べて離職率が高くなっています。
2009年 離職率:11.9%
2008年 離職率:12.6%
2007年 離職率:12.4%
高校卒業
看護師養成施設
(3~4年)
看護師国家試験受験
看護師国家試験合格
看護師
看護師になるには
看護師になるには、まずは看護師養成施設に入学する必要があります。
看護師養成施設には大学・短大・専門学校があり、難易度は各学校によって様々ですが、基本的には大学が一番難易度が高い。
【大学(4年)】
看護系の大学に進学。
国公立大学の場合は入学試験にはセンター試験があるところがほとんどで、多教科をこなさなければならず難易度は高い。
私立大学に関しては教科数、難易度はさまざま。
【短期大学(3年)】
国・数・英・理科などの内、3教科か4教科の試験を採用しているところが多く、難易度はさまざま。
【専門学校(3年)】
一番進学者が多いコース。
養成校を卒業後は看護師国家試験を受験しますが、合格率は90%程度で養成校時代にしっかりと対策をしておけば合格は間違いないでしょう。
就職については看護師は慢性的な人手不足状況にあり、就職率は100%。
看護師であれば就職は確実にできます。
准看護師から看護師になるルートもあります。
現在ではその数は少なくなりましたが、准看護師から看護師になるルートもあります。
ただ、准看護師については「21世紀の早い時期には看護師養成制度との統合」(厚生労働省)を検討されているので注意が必要。
中学卒業
准看護師養成施設
(2~4年)
准看護師
看護師養成施設
看護師国家試験受験
看護師国家試験合格
看護師
収入について
平成24年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
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平均年齢 | 34.6歳 | 37.6歳 | 37.3歳 |
勤続年数 | 6.0年 | 7.2年 | 7.1年 |
労働時間 | 160時間 | 159時間 | 159時間 |
超過実労働時間 | 7時間 | 7時間 | 7時間 |
平均月収 | 33.6万円 | 32.6万円 | 32.7万円 |
平均賞与(ボーナス) | 84.1万円 | 78.3万円 | 78.7万円 |
平均年収 | 487.3万円 | 469.5万円 | 471.1万円 |
看護師の平均年収は約470万円。
※平成24年賃金構造基本統計調査
専門職としての評価が高く、他の職業に比べて看護師の給与は高額に設定されています。
金銭的な側面からみれば、恵まれている職業といえます。
就職率もほぼ100%で看護師が就職に困ることはまずありません。
ひとつの仕事に対する責任は重いうえに、夜勤など不規則な勤務が求められるハードな労働環境であることを考えると、収入面で優遇されているのは当然のことなのかもしれません。
-更新13-05-01 -チェック16-09-01