なるには難易度 | 歯科衛生士養成校を卒業後、歯科衛生士国家試験(合格率95%程度)に合格すれば歯科衛生士になることができる。 志さえあれば、なることは容易な職業と言える。 |
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年齢制限 | 特にはない。 |
学歴 | 歯科衛生士養成課程のある大学・短大・専門学校に進学する必要がある。 |
収入状況 | 歯科衛生士の平均年収は約340万円。 |
歯科衛生士とは
歯科衛生士とは歯科医師の指示に基づき、歯の治療の介助・補助、歯の病気の予防処置などを行う職業です。
歯の健康管理のスペシャリスト。
歯科衛生士には男女ともになることが可能ですが、圧倒的に女性の割合が高い職業です。
※2013年現在、男性の歯科衛生士はほとんどいません。歯科衛生士養成校の中には男性の入学を許可していないところもあります。
歯科衛生士の実に80%以上が20代~30代前半。毎年6000人以上の歯科衛生士が誕生しています。
歯科衛生士は離職率の高い職業
給料が低い事、慢性的な人材不足のため他の歯科医院に容易に転職できる事、結婚や育児による退職が多い事など、いくつか理由が挙げられますが、離職率の高い職業として有名です。
仕事内容
歯科衛生士の仕事は、歯科衛生士法によって定められています。
主に以下の3つがあります。
どの業務を行うにしても、手先の器用さや患者さんへの気遣いが求められます。
1.歯科診療補助
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歯科医師の指示に基づいて、治療の介助・補助を行います。
治療中のサポートから、診療器具の洗浄まで仕事内容は幅広い。
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2.歯科予防処置
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代表的な歯の病気に虫歯と歯周病があります。
これらの病気の原因となる歯垢や歯石を取り除き、予防処置を行います。
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3.歯科保健指導
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健康な歯を維持しつつ、虫歯や歯周病を予防するために、歯ブラシの持ち方や動かし方などのブラッシングの指導を行います。
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以上が代表的な歯科衛生士の仕事内容ですが、これらの他にも歯科医院の状況によっては受付やカルテの整理などの雑用事務を担当する時もあります。
歯科衛生士の勤務状況
勤務時間は歯科医院によってさまざまですが、朝の9時~13時、15時~20時までなど、お昼に2時間程度の休憩時間のある職場がほとんど。
休日は基本的には日曜日とその他が休日の週休二日制になっているところが多い。
歯科衛生士養成課程のある大学・短大・専門学校に進学する
(3年以上)
卒業
(歯科衛生士試験の受験資格取得)
歯科衛生士試験を受験
合格
歯科衛生士
歯科衛生士になるには
歯科衛生士になるには歯科衛生士国家試験の受験資格を取得するために、歯科衛生士養成課程のある大学・短期大学・専門学校に進学する必要があります。
無事に各種養成校を卒業し、歯科衛生士国家試験の受験資格を取得した後は、歯科衛生士国家試験を受験します。
歯科衛生士国家試験の合格率は例年95%程度で、各種養成施設を卒業できたならばほぼ確実に合格できます。
合格後は晴れて「歯科衛生士」になることができます。
【関連リンク】 日本歯科衛生士会
男性が歯科衛生士になることは厳しい。
男性も歯科衛生士になることは可能ですが、門戸はほぼ女性にしか開かれていません。
養成校の中には男性の入学を許可していないところもあります。
歯科医院ではとにかく男性よりも女性を求める傾向にあり、男性の需要はほとんど無いのが現実です。
理由はいくつかありますが、職業柄、制限がかかってしまうのは仕方のないことかも知れません。
◇患者(特に女性)は男性歯科衛生士に口内を治療されることに抵抗がある人が多い。
◇給料が安いため、男性が一生の仕事とするには厳しい。
歯科衛生士の就職状況と就職先
歯科衛生士の就職状況はかなり良好で2013年現在、ほぼ100%就職は可能です。
歯科衛生士資格を取得できれば、就職に困ることはないでしょう。
ほとんどの歯科衛生士は歯科医院に勤務しています(90%以上)。
その他では病院の歯科や保健所、健康センター、福祉関連施設などがあります。
収入状況
平成24年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
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平均年齢 | 0.0歳 | 32.2歳 | 32.2歳 |
勤続年数 | 0.0年 | 6.5年 | 6.5年 |
労働時間 | 0時間 | 164時間 | 164時間 |
超過実労働時間 | 0時間 | 7時間 | 7時間 |
平均月収 | 0万円 | 25.3万円 | 25.3万円 |
平均賞与(ボーナス) | 0万円 | 57.2万円 | 57.2万円 |
平均年収 | 0万円 | 360.8万円 | 360.8万円 |
歯科衛生士の月収は約22万円程度で、平均年収は約360万円。
※平成24年賃金構造基本統計調査
新卒の初任給は月収15万円~20万円位が一般的で経験を積んでいったとしても、月収30万円程度で頭打ちに。
歯科衛生士は高収入が期待できる職業ではありませんが、就職状況は良好でパートでもそれなりの時給が期待できるため、出産・育児後に復職しやすい女性におすすめの職業といえます。
-更新13-09-01 -チェック18-09-01