薬学研究者

薬学研究者とは

薬学研究者とは主に大学や製薬会社に勤務し、新薬の開発や基礎研究を行う薬の研究者です。
薬学に関する知識が求められるため、薬剤師資格を取得した薬学部出身者が多く従事しています。

仕事内容について

製薬会社などの研究所で薬と生体との関係について様々な研究を行います。

・新薬を開発する。また、そのための基礎研究を行う。
・開発した新薬にどの程度の効果があるのかテストを行う。

その他には公務員として警察の科学捜査研究所に勤務して、犯罪に使用された薬品や覚醒剤などの分析・鑑定を行う人もいます。

薬学研究者になるには

薬学研究者は薬を研究するスペシャリストです。
研究には専門知識が求められるため、薬学部出身者か医学部出身者を中心に採用が行われています。
そのため、薬学研究者を目指すならば薬学部に進学を目指すのがメインルートになります。

卒業後の進路には製薬会社や研究所、大学での研究者、警察などの公務員があります。

進学先について

大学の薬学部か医学部、理系学部への進学が必須になります。
最善の進路は薬学部になります。

収入について

薬学研究者の年収は勤務する企業や団体によって異なります。

製薬会社で働く場合は製薬会社の規定により給与が支給されます。
上場企業の医薬品業界の平均年収は約711万円。

大学で研究する場合は大学の規定により給与が支給されます。
大学教授の年収は1073万円(平成26年)

警察の科学捜査研究所に勤務する場合は公務員としての給与が支給されます。
地方公務員の年収は約670万円(平成26年)