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プログラマー

なるには難易度 システム開発会社などに就職すれば、なることができる。
開発会社の数は多く、なることはそれほど難しくはない。
年齢制限 明確な年齢制限はない。
学歴 一般的には大学や専門学校を卒業して職に就くことが多い。
収入状況 プログラマーの平均年収は約430万円。
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職業データ

プログラマーとは

プログラマーとは、コンピューターシステムを形成するプログラムを作成する職業です。
システムやアプリなどが適切に動作するようにプログラミングを行います。
男性ばかりのイメージがありますが、プログラマーの2割強は女性。

プログラマーの職業体験談

プログラマーの仕事内容

仕事内容について

プログラマーの仕事はコンピューター言語であるプログラム言語を使用し、システムやソフトウェア、アプリケーションなどを製作することです。

基本的には、仕様書を作成したSE(システムエンジニア)からの指示をもとにプログラムを入力していきます。
作業自体は1人で行いますが、ほとんどの案件が数人から数十人のチームを組んでの作業になるため、プログラミングの知識・能力だけでなく、コミュニケーション能力も重要になります。

バグを発見しては、訂正、確認、また発見しては、訂正、確認の繰り返し。
椅子に長時間座りながらの作業になることも多く、忍耐力が要求される職業でもあります。
また、プログラム言語はバージョンアップなどで移り変わりが早く、常に最新の技術に関する学習が必要になります。

プログラム言語には知名度の高いC言語やJava、WEB系のPHPやPerlなど様々なものがあります。
多くのプログラム言語がありますが、基本的な考え方は似通っているため、ひとつの言語を習得すれば他のコンピューター言語もある程度理解できるようになります。
どの言語を使用するかは開発するシステムやソフトウェアによって決定されます。

プログラマーの年齢層

プログラマーの年齢層は20代がほとんどで、それ以上の年齢になると割合がぐっと低下します。
理由は様々ですが、年齢があがるにつれ管理職になり、プログラムの現場から離れたり、SE(システムエンジニア)として人を指示する立場になったりするためです。
30代になれば結婚や出産など20代ほど時間に余裕がなくなり、あまりの忙しさに他業種に転職してしまう人も・・。

それらの影響からかプログラマー業界には35才でプログラマーは卒業するという「35才定年説」があります。
もちろん全ての人が35才でプログラムの一線から身を引くわけではなく、それ以上の年齢になっても、しっかりと活躍されている人もいます。

プログラマーの勤務状況

基本的には週休二日制の会社が多い。
しかし、納期次第では徹夜作業や休日出勤が続くことも珍しくない職業です。
プログラマーはIT土方(ドカタ仕事のIT版)と呼ばれ、多忙な職業として有名です。

自社で作業を行う場合もありますが、クライアントの企業に出向いて作業をする場合も多い職業です。
その為、今月は大阪、来月は東京など全国各地を転々とすることも。

プログラマーのなり方・仕事のつき方

専門学校・大学・高専などを卒業、又は転職
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IT関連企業・ソフトウェア会社などに就職
矢印
プログラマー

プログラマーになるには

プログラマーになるにはコンピューター系専門学校や大学・高等専門学校を卒業後、IT関連企業・ソフトウェア会社・企業の情報管理部門などに就職しプログラマーになるコースが一般的です。
その他には他業種からの転職する人もいます。
高校新卒者に対して採用を行っている企業はあまり多くないようです。

入社までにそれほどプログラムの知識を持っていない人が多く(知識があったとしても、実務レベルまでマスターしている人は少ない)、入社後に企業の研修や先輩の指導によって知識・能力を身につけます。
その為、一人前のプログラマーになるには入社後数年はかかります。

プログラマーの就職先

就職先にはシステム・ソフトウェア製作会社などIT企業は当然として、現在ではありとあらゆる業種にプログラマーの需要はあります。

◇システム開発会社
◇ソフトウェア・ハードウェアメーカー
◇流通関係:流通のシステムを自社で開発。
◇製造メーカー:ネットワークやシステム、アプリケーションを自社で構築、など

プログラマーになりやすい進学先

プログラマーになりやすい進学先は、コンピューター系専門学校や高等専門学校、大学(文系理系問わず)になります。
新卒での採用に関しては大学の理系学部・理系大学院出身者に需要が多い状況にありますが、業界自体が人手不足気味であるため、就職はしやすい業界です。

ただ、学歴に応じて就職する企業のレベルに差がでてきます。
有名大学であるほど、休日や福利厚生のしっかりしている勤務環境の良い大企業に就職できる可能性が高まり、そうでない場合は企業のレベルに応じて勤務環境も過酷になる傾向にあります。
もちろん、一概に言えるものではありませんが、一般的な製造業などの業種と同様に下請けになればなるほど条件は厳しくなります。

新卒での採用に関しては、「これが必要」というような能力・資格などはありませんが、インターネット、PCに関する基礎知識や、基本情報処理技術者やシスアド、ソフトウェア開発技術者などのIT関連資格を取得していると評価につながりやすいようです。
中途採用の場合はプログラミングの能力と経験が重要視されます。

IT業界はアメリカが世界をリードしています。
その為、プログラムの標準言語として英語が使用されており、英語力が高ければ仕事を行う上で何かと都合の良いことが多いようです。
企業側も英語力に注目して採用を行っているそうです。

プログラマーの離職率

プログラマーの離職率は高く、労働環境の厳しい職業として有名です。

プログラマーの年収・収入・給料は?

収入について

プログラマーの平均年収は約420万円。
※平成24年賃金構造基本統計調査より

残業が多いため残業代で収入はアップ。
長時間勤務や納期が逼迫すれば徹夜になることも少なくない勤務状況の割には収入は少ない。

平成24年 項目 合計
平均年齢 32.1歳 30.9歳 31.9歳
勤続年数 6.8年 5.4年 6.5年
労働時間 161時間 160時間 161時間
超過実労働時間 20時間 16時間 20時間
平均月収 32万円 27万円 31.1万円
平均賞与(ボーナス) 46.5万円 44.8万円 46.2万円
平均年収 430.5万円 368.8万円 419.4万円
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