なるには難易度 | ハガキ職人になることはとても簡単で、ネタハガキを募集している番組に投稿すればなる事ができる。 ただ、番組で頻繁に読まれる位のレベルでないとハガキ職人として胸は張れない。 |
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年齢制限 | 特になし。 |
学歴 | 制限なし。 ただ、状況に応じてうまく文章を書くという能力は必要になる。 |
収入状況 | 報酬を得ることはない。 採用ハガキに対して、番組の記念品などがもらえることも。 |
ハガキ職人とは
ハガキ職人とは、ラジオ番組や雑誌にネタハガキを投稿する人のことをいいます。
ハガキ職人が活躍している(た)有名なラジオ番組には
◇オールナイトニッポン(ナインティナイン・ビートたけし・とんねるずなど)
◇MBSヤングタウン
などがあります。
ハガキ職人が活躍している有名な雑誌には
◇週刊少年ジャンプ ジャンプ放送局コーナー
◇週刊ファミ通
などがあります。
仕事内容について
仕事内容はとにかくおもしろいハガキを書くこと。
その番組・そのコーナーの雰囲気を感じ取り、いかにおもしろいハガキをかけるかが勝負。
ナインティナインのオールナイトニッポンなど人気のあるラジオ番組では、投稿しているハガキ職人のレベルも高く、かなりのクオリティがないとネタハガキが採用されることは厳しい。
ハガキ職人は登竜門?
現在、テレビやラジオなどで活躍している芸人さんや構成作家さんの中にはハガキ職人経験者も多く、読むだけで人を笑わせるハガキを作る発想力は、お笑いの基礎力を養成する良い練習になるとか。
実際、ハガキ職人としての活躍が認められて構成作家や漫画家になるケースも多いようです。
とあるエピソード
AKB48のプロデュースでも知られる放送作家の秋元康さんは、高校生の時に「せんだみつおの足かけ二日大進撃」を聞いていたところ、この程度なら・・と思いせんだみつおを主人公とした平家物語のパロディを書き、ニッポン放送に送ったそうです。
すると、そのパロディを読んだ放送作家に才能が認められ、そこから放送作家として活動することになりました。
ハガキ職人だった有名人
・田村亮(ロンドンブーツ1号2号)
・川島明(麒麟) 「ファミ通」
・宮藤官九郎 「ビートたけしのオールナイトニッポン」
・大槻ケンヂ 「ビックリハウス」
など
ラジオ番組や雑誌にネタハガキを投稿する
ハガキ職人
ハガキ職人になるには
ハガキ職人になることはとても簡単です。
ネタハガキを募集しているラジオ番組や雑誌に投稿すればOK。
その日からハガキ職人となり、資格や学歴、年齢など何の制限もありません。
ただ、ラジオ番組などで頻繁に採用され番組を支えるくらいでないと「ハガキ職人」とは呼べない、という意見もあります。
収入について
基本的には、ハガキ職人に対して報酬が発生することはありません。
各雑誌やラジオ番組でのハガキ職人のランキング上位者には、ハガキやゲーム機などの賞品が贈られることもありますが、ハガキ職人として、本気で取り組めば取り組むほど毎週大量にハガキを送る必要があり、金銭的にはむしろマイナスになることがほとんど。
※投稿をメールで対応しているところもあります。
中には、いつもネタハガキを送ってきてくれるハガキ職人だけを集め、感謝の気持ちから密かにパーティーを開催しているラジオ番組もあるそうです。
ネタハガキを読んでもらうことによって、芸能人や有名人とハガキを通して触れ合えることが一番の報酬といえるのかもしれません。
-更新13-03-01 -チェック16-03-01