なるには難易度 | フリーのライターやフリーのエンジニアなどノマドワーカーとしての職に就くことは難しくないが、生活できるほどの仕事を獲得することは容易ではない。 |
---|---|
年齢制限 | 特に設定された制限などはないが、新しい働き方であり、20代30代のノマドワーカーがほとんど。 |
学歴 | ノマドワーカーとして必要な学歴はない。 |
収入状況 | ノマドワーカーのスキル次第。 |
ノマドワーカーとは
ノマドワーカーとは事務所やオフィスではなく、「ノマド(遊牧民)」の様に主にカフェや図書館、コワーキングスペースなどで仕事を行う人の事をいいます。
全国にどれほどのノマドワーカーがいるのかは不明ですが、組織や場所にとらわれない働き方が若者を中心に支持され、増加傾向にあります。
ノマドワーカーの仕事について
カフェやコワーキングスペースなどで日々の仕事を行います。
・ライター(コラムや小説・書籍など)
・ブロガー(ブログを書いて生計を立てる)
・エンジニア(プログラマなど)
・デザイナー
・コンサルタント(経営など)
コワーキングスペースで出会った人と新しく事業を始めたり、仕事を紹介して貰ったりすることも多いといいます。
組織にとらわれない働き方ではありますが、組織のサポートが無いだけに、人と人とのつながり・コミュニケーション能力が「ノマド」にとって重要だといいます。
勤務状況
休日や勤務時間など、ある程度は働き手の意向で調整が可能ですが、普通のオフィスでの仕事と労働時間自体が変わることはありません。
フリーになる
ノマドワーカー
ノマドワーカーになるには
ノマドワーカーといっても、どのような仕事でも「ノマド」になれるわけではありません。
製造業やサービス業など職場にいなければ成立しない職種は「ノマド」な働き方を実現することは不可能です。
ノマドとして働きやすい代表的な職業には以下のものがあります。
・ライター(コラムや小説・書籍など)
・ブロガー(ブログを書いて生計を立てている人)
・エンジニア(プログラマなど)
・デザイナー
・コンサルタント(経営など)
特徴として、
・オフィスに常駐する必要がない。
・仕事に必要なアイテムが少ない(主にPCのみ)。
・取引先がある。または自分で仕事を作り出すことができる。
ノマドワーカーに向いている人
【平均よりも高いスキルを持っている】
「ノマド」な働き方は企業に所属していない分(所属しながらの「ノマド勤務」もある)、信用度で不利になります。
同じスキルなら、信用の面で企業に依頼するのが通常です。
企業と比較しても選択してもらえる「高いスキル」が求められます。
【有名・知名度がある】
・ブログやツイッター、Facebook、HPで自身の活動をアピールするなど、その分野における知名度が高いほど安定して仕事を得ることができます。
【オリジナリティがある】
・その人にしかできない何かがあれば、仕事の依頼が増加します。
【精神的に強い】
・全てを個人で行い、誰も守ってくれる人はいません。精神的に強くないと続ける事は難しいでしょう。
向いていない人
・オフィスに通勤するのがめんどう。
・組織や人とあまり関わりたくない。
・身体が弱い。(個人での仕事なのでサポートが無い)
というような人には向いていないそうです。
上記のような「縛り」から解放され、より楽なスタイルで働けるようにと「ノマド」が出現したわけですが、会社の強制が無くても自発的に仕事を完遂できる人でないと続けられないのが現実だと言います。
矛盾するようですが、「楽をしたい」「めんどうくさい」という人には向いていない働き方と言えます。
ノマドワーカーに対する批判
企業に所属もせず、ふわふわと仕事をしている「ノマド」に対しての批判もあります。
・20代・30代の若い間は可能かも知れないが、将来的に永く続けられるスタイルではない。
・収入面での不安が常につきまとう。
・企業体・組織をある意味否定するものだが、根本となる企業を否定することは経済の不安定化につながる。※ノマドは企業があってこそ仕事が発生する。
将来的に「ノマドワーカー」が働き方として確立していくのかは未知数ですが、不安定になりがちなスタイルに否定的な人も少なくないようです。
収入について
ノマドワーカーの収入はスキル次第。
一般水準よりも能力の高いノマドワーカーでないと、仕事の依頼が続くことはありません。
-更新14-09-01 -チェック19-09-01