なるには難易度 | ペット探偵の会社は東京都でも10件程度しかない。 特に資格が必要なわけではないため、誰でもペット探偵になれる可能性はある。 |
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年齢制限 | なし |
学歴 | なし |
収入状況 | 見習い期間は時給800円ほど。 ベテランになり独立開業すれば月に50~60万円の収入を得ることもできる。 |
ペット探偵とは
日本では1984年に初登場した新しい職業。
依頼主からペットの情報を綿密に聞き込み、いなくなったペットの捜査をして発見、捕獲するのが主な仕事です。
また、足を使って歩く仕事のため体力と土地勘、方向感覚、動物行動学などの知識も必要になります。
捜査依頼は一般の飼い主だけではなく、ペットショップ、動物病院など幅広く、無事に発見できた時には充実感を感じる事ができる職業です。
まだペット探偵のスクールは存在していないため、ペット探偵を自分で探して見習いをさせてもらうなど弟子入り形態で仕事を学ぶ必要があります。
仕事内容
依頼主からペットの捜索を求められたときから仕事が始まります。
現場に行き、依頼主から捜索するペットの情報を入念に聞き込みペットの写真、付近の住宅地図などをもとにチラシやポスターを作ります。
また、ペットが発見できるよう独自のノウハウを駆使して発見・捕獲に務めます
一日の捜索時間は猫の場合で5時間、犬の場合でだいたい6時間が限度。
特に夏は雷、花火などの音でペットがいなくなってしまうことが多く依頼が重なることもあります。
犬ならば一日に50~60kmを移動することもあるため、癖や行動範囲も把握し、聞き込みで得た情報をもとにいなくなった場所から捜索の範囲を広げていきます。
乗り物に乗ると発見を逃すこともあるため、地道に足を使う根気のいる作業の連続です。
双眼鏡、GPS、床下モニターやカメラ、捕獲用の罠、ペットの好きな食べ物を活用するなど、工夫してペットの発見と捕獲を目指します。
無事に見つけ出し、依頼主のもとに届ける事ができれば作業完了となります。
チラシ作りも大事な仕事
依頼主から得た情報をもとにペットの特徴、写真、家出の情報などをもとにチラシを配布したりポスターを作ったりするのも仕事の一つです。
捜索費用について
捜索費は1件3日ほどで7、8万円が相場ですがベテランになって発見率があがれば収入のアップが望めます。
休日について
捜索依頼が入り次第、直ちに現場に向かう仕事のため休日は不定期です。
ペット探偵に弟子入り・アルバイト
or
独学
ペット探偵
ペット探偵になるには
特に資格がないため独学でノウハウを身につけることができればペット探偵になる事は可能です。
しかし優れたペット探偵になるには経験と実績を積み上げていく必要があります。
できればペット探偵に直接弟子入り、または就職して探索能力と営業のノウハウを学ぶのが一番の近道と言えるでしょう。
身なりも重要
身分を保証する資格がないため捜索には細心の注意が必要です。
探偵自身が人に信用してもらえない風貌では仕事に支障が出ます。
そのためには、常日頃からきちんとした印象を与えられる服装、立ち振る舞いをする必要があります。
「聞き込み」は早期発見のための重要な作業です。
状況によっては他人の家の床下を見せてもらうこともあり、言葉づかいは普段から丁寧に心がけておく必要があります。
収入状況
弟子入り、または見習い就職から始めた場合時給800円程度からのスタートになるでしょう。見習いの時点で大きな収入は期待できません。
ペットの捜索・捕獲技術と、営業のノウハウを学べば独立して高収入が期待できます。信頼関係と実績を積み、依頼数が増えコンスタントに仕事ができれば月に50万円以上を稼ぐ事も可能でしょう。
-更新13-03-01 -チェック17-08-01