なるには難易度 | 美術大学生や学力のある大学生・大卒者なら採用してもらえる可能性は高い。 |
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年齢制限 | 不明。 |
学歴 | 現役大学生、大学卒の学歴が求められる。 |
収入状況 | 代行業者との取り分契約次第。 読書感想文で1枚400字あたり3000円程度。 |
宿題代行者とは
宿題代行者とは小学生や中学生など学生の宿題を代行する職業です。
工作やドリル、読書感想文などを請負い、完成品を依頼者に受け渡します。
近年は中学受験の激化に伴い塾への比重が増加した結果、学校の宿題を軽んじる傾向がうまれ、子供に負担となる学校の宿題を代行業者に任せる親が増加しているといいます。
依頼されているだけの宿題代行者自体に罪はありませんが、賛否の分かれる職業です。
宿題代行者の仕事について
依頼者からの依頼に応じてあらゆる宿題・工作を代行します。
代行業者にも、筆跡を似せた文字の書き込みまで全てを行う業者と解答のデータだけを受け渡し、書き込みは本人に任せる業者があります。
【読書感想文】
サンプルの文字を提出してもらい、筆跡を似せて仕上げる。
また、作品の難易度なども依頼者からの指定に応じる。
【工作】
主に美大生が担当する。
小学生がつくった作品に見えるように、わざと少し下手に作品を仕上げる。
【論文】
大学レベルの論文が書ける高度な知識を持った専門家に任せる。
繁忙期は
夏休みや冬休みの時期は特に忙しくなります。
休みに入る前から依頼が殺到し、休みになる頃には新規募集を停止するほどだといいます。
批判の声も‥
本人は一つの仕事として作業を行っているだけで全く問題はありませんが、依頼されたからとはいえ結果としては人を騙す手伝いをしている事にはなります。
「詐欺幇助だ!」
「心が痛まないのか!」
「結果として助ける事にはならない」
など、心ない言葉を浴びせられる事もあり、良心の呵責に苛まれる事もあるといいます。
宿題代行業者の求人に応募
宿題代行者
宿題代行者になるには
宿題代行として働くには宿題代行業者に所属する必要があります。
ウェブサイトなどの求人に応募し、採用されれば宿題代行者として働く事ができます。
学歴について
学校の宿題を担当する学力が必要になるため、採用されるのは基本的には現役の大学生か大卒者に限定されます。
図画工作の宿題は現役の美大生や美大卒業者が担当する事が多いようです。
収入について
収入は代行業者との取り分契約次第で決まります。
夏休みは特に稼ぎ時で、学生のアルバイトとして月に20万円以上稼ぎ出す人もいるそうです。
【宿題代行屋Qの場合】
ドリル1冊 7000円~
工作代行(立体作品) 7000円~
自由研究系 13,000~15000円
読書感想文(1枚400字) 小中学生2,500円 高校生3,000円
※小学生や中学生など難易度によって料金が変わる
【株式会社ジーニアスアシストの場合】
ドリル1冊 6000円~
工作代行(立体作品) 6000円~
ポスター・イラスト作成 15000円
読書感想文 1文字6円~
※小学生や中学生など難易度によって料金が変わる