なるには難易度 | 危険なシーンを担当するため特殊なトレーニングが必要。 簡単にはなる事はできない。 |
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年齢制限 | 体力・運動能力が求められる。 あまり高齢になると難しい。 |
学歴 | 必要ない。 |
収入状況 | スタントマンのトップクラスでも年収は300万円程度。 |
スタントマンとは
映画やドラマの撮影では、時に危険な場面や場所で撮影することがあります。
そんな時、俳優の代わりに危険な演技を行うのがスタントマンです。
女性のスタントウーマンは日本に10人程度しかいません。※2007年
スタントマンの仕事について
映画やドラマ、CMなどでは時に危険なシーンを撮影する時があります。
そんな時に、俳優の代わりにそのシーンを担当するのがスタントマンの主な仕事です。
・乱闘シーンで殴られる。
・火だるまになる。
・真冬の海中に飛び込む。
・階段から転げ落ちる。
・車にはねられる。
など仕事内容は様々。
一つ間違えれば、大けがに発展する危険な職業といえます。
スタントマンは体が資本
活躍の場は危険な場面に限定されるため、俊敏に動ける屈強なカラダを日々のトレーニングでつくり上げておかなければなりません。
しかし、ただ単に運動のできるカラダであればいいわけではなく、俳優と大差のない体作りが求められます。
理由は簡単で、筋肉隆々とした「がっしり体格」になってしまえば、映像上で俳優の代わりになる事ができなくなってしまうからです。
また、俳優との体格差が著しい時には、俳優のサイズに合わせてダイエットをすることもあります。
勤務状況
勤務時間は、土曜、日曜関係なく、出演依頼のあった時が仕事の日となります。
仕事のない日は「休み」になるわけではなく、トレーニングや立ち回りの稽古に励みます。
養成スクールに通い、能力を身につける
スタント専門のプロダクションに所属
スタントマン
スタントウーマン
スタントマンになるには
スタントマンになるには、まずはプロダクションなどが運営しているスタントマン養成スクールに入学し、しっかりと知識や技術を身につけます。
演技、マット運動、ジャズダンス、中国武術、少林寺拳法、時代殺陣、現代アクションなど幅広く勉強します。
資格や学歴などは必要とされませんが、優れた運動能力や反射神経が必要とされます。
その後、スタントマン専門のプロダクションに所属し仕事をこなしていきます。
プロダクションには、各プロダクションが行っている採用試験を受け、採用されれば入ることができます。
プロダクションに所属することができれば、能力に応じて仕事が与えられ、スタントマンとして活躍することになります。
その他では、既に活躍しているスタントマンに弟子入りしたり、スタントマン専門のプロダクションのスタッフからスタントマンになることもあります。
【関連リンク】
・ジャパンアクションエンタープライズ
13歳から25歳までの男女が募集されています。
・倉田アクションクラブ
倉田保昭氏が設立。
・カースタント・スタント タカハシレーシング
カースタントで有名な事務所。
収入について
仕事自体が定期的なものではないため多くは望みにくい職業です。
スタント専業のプロフェッショナルでも年収300万円程度と言われています。
車にはねられる:30000円
階段を転げ落ちる:50000円程度
火だるまになる:100万円
スタント一回に対して上記のギャラが支給され、危険度や経験×回数によって総収入が決まります。
ハリウッドなら
アメリカ(ハリウッド)では日本とは比べものにならないほど高額なギャラが支給されます。
ワンシーンで億単位のギャラになることも。
高収入をめざすなら、日本で技術を身につけた後にハリウッドを目指してみるのも良いかもしれません。
ただ、日本人がスタントマンとして活躍する機会自体が少なく、世界進出は難しいのが現実のようです。
-更新14-09-01 -チェック19-09-01