なるには難易度 | 指定された専門学校や大学を卒業し、建築士国家試験に合格すればなる事ができる。 国家試験は簡単では無いが、年間1万人以上が合格しており門戸の広い職業といえる。 |
---|---|
年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 基本的には専門学校以上の学歴が必要になる。 |
収入状況 | 臭気判定士は主に分析サービス業に勤務している。 そのため、収入は会社の規定により支給される。 |
建築士とは
建築士は建築物の設計・管理を行う国家資格である建築士資格取得者、建築のプロフェッショナルのことをいいます。
建築士の資格には主に3つの資格(一級建築士・二級建築士・木造建築士)がありますが、資格の種類によって取り扱うことができる建築物の種類と規模が異なります。
以前は男性(96.6%)の割合がほとんどでしたが、最近は女性(6.4%)の建築士も増加傾向にあります。
仕事内容について
建築士は住宅やビルなど、ありとあらゆる建築物の設計・工事管理を行います。
ただ単純に好きなように建築物の設計ができるわけではなく、建築基準法などの法令を遵守し、なおかつクライアントの意向に沿った設計を行わなければなりません。
予算や規模、デザイン、期間などの限られた条件の中で、いかに顧客に満足してもらえる『作品』を作り出せるかが建築士の腕の見せ所。
最近は、CADソフト(コーンピューターによる設計支援ツール)を利用するケースも多く、コンピューターの知識も要求されるようになってきています。
勤務時間や休日について
勤務時間は勤務する会社次第(おおむね9時~18時)ですが、工事には工期があり忙しい場合には、残業や休日出勤になってしまうこともあります。
基本的には土日が休日と規定しているところが多数派ですが、平日を休日に規定している所もあります。
高校・専門学校・大学など卒業
建築士国家試験を受験
合格
建築士
建築士になるには
建築士には建築士資格を取得すればなる事ができます。
建築士の資格にはいくつか種類がありますが、代表的な資格に1級建築士と2級建築士の2つがあります。
1級建築士と2級建築士では設計できる建築物の規模に違いがあり、1級建築士になれば全ての建築物の設計、工事管理が可能となります。
建築士資格の取得方法の詳細は建築技術教育普及センター
進学先について
建築士になりやすい進学先は、建築・土木関係の課程を学べる大学や専門学校、高校。
建築士国家試験の受験資格に学歴と実務経験の要件があり、それらの条件を満せる学校に進学する必要があります。
就職先について
就職先には建築士事務所・ゼネコン・ハウスメーカー、公務員などがあります。
収入について
1級建築士の平均年収は637万円。
世間一般の水準よりは高い給与が期待できます。
※平成26年賃金構造基本統計調査より
平成26年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
---|---|---|---|
平均年齢 | 50.9歳 | 40.9歳 | 49.9歳 |
勤続年数 | 17.4年 | 9.0年 | 16.5年 |
労働時間 | 166時間 | 158時間 | 165時間 |
超過実労働時間 | 11時間 | 20時間 | 12時間 |
平均月収 | 44万円 | 37.7万円 | 43.3万円 |
平均賞与(ボーナス) | 121.4万円 | 84万円 | 117.6万円 |
平均年収 | 649.4万円 | 536.4万円 | 637.2万円 |
建築士業界も他の業種同様に大手ほど給与は高くなる傾向にあります。
大手であれば年収で平均よりも200万円程度多く、中小の場合は規模に応じて平均年収前後といったところでしょう。
また、建築業界は好況であれば仕事が大幅に増加しますが、不況になれば即座に仕事がなくなる景気の波を受けやすい業界であることも注意が必要です。
有名建築士になると
クライアントからひっきりなしに依頼がくるような有名建築家になると数千万円から億の年収が期待できます。
-更新13-03-01 -チェック16-04-01