なるには難易度 | 臭気判定士資格を取得すれば臭気判定士になれる。 試験の合格率は20%~40%程度でそれなりの難易度。 |
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年齢制限 | 18歳以上。 |
学歴 | 特に必要はない。 |
収入状況 | 臭気判定士は主に分析サービス業に勤務している。 そのため、収入は会社の規定により支給される。 |
臭気判定士とは
臭気判定士とは臭気判定士国家試験に合格し、資格を取得した「におい」に関するスペシャリストのことをいいます。
臭気判定士試験の受験者は例年600人~800人程度。
【関連リンク】 におい・かおり環境協会
仕事内容について
臭気判定士の仕事は分析会社等に勤務し、さまざまなにおいの調査を行うことです。
清掃関係や各種工場など、業務上、悪臭が避けられない現場をどのように改善すれば快適な空間にできるかなど、改善策の提案も行います。
近年、「臭い」に対して人も企業もセンシティブになる傾向があり、臭気判定士の活躍の場も広がってきています
勤務状況について
臭気判定士は主に企業に所属して活躍します。
そのため、勤務時間は会社次第。
においが発生している現場に出向くこともあり、それなりに体力のいる職業です。
18歳以上
臭気判定士国家試験受験
合格
臭気判定士
臭気判定士になるには
臭気判定士とは国家資格である「臭気判定士」資格の有資格者のことをいいます。
臭気判定士資格は、臭気判定士国家試験に合格すれば取得することができます。
試験の受験資格は18歳以上。
試験には「筆記試験」と「嗅覚検査」があり、その2つに合格することで資格を取得することができます。
嗅覚検査は、臭気判定士の名前から特別な嗅覚が必要なのか・・と考えてしまいがちですが、普通の嗅覚があれば合格できるレベルの試験であるため特別な能力は必要ありません。
試験自体の難易度は合格率30%~40%程度でそれほど難易度の高い試験ではありません。
臭気判定士の講習会も開催されていますが、独学で取得する人も多い試験です。
就職について
臭気判定士として、その能力を生かした仕事がしたい場合は、関連企業に就職することがまず第一になります。
業種としては、試験・分析関連、研究関連、技術関連、など理系の企業が多い。
関連企業に勤務して初めて活躍できる職業です。資格を持っているだけでは能力を活かす場があまりないのが現実です。
臭気判定士資格は関連企業に就職後、業務で必要になり資格を取得する人が多い。
収入について
臭気判定士は企業に雇用される形で、つまり、会社員として活躍するケースがほとんどで収入は雇用される会社によって様々。
能力に対して特別に手当てが支給されることも少なく、収入状況は一般の会社員と差は無いようです。
-更新13-03-01 -チェック16-04-01