なるには難易度 | 測量士として活躍している人は主に測量士に関する科目が学べる学校に進学し、資格を取得している。 学校に進学すれば、ほぼ取得できるため、なることは難しくない職業。 |
---|---|
年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 特に必要とされない。 |
収入状況 | 測量士の平均年収は約420万円。 |
測量士とは
測量士とは 技術者として測量を行うために必要な国家資格、又は、測量を行う人のことを言います。
測量士の有資格者数は70万人以上いると言われています。
仕事内容について
測量士の仕事内容は、道路や橋の土木現場や住宅やビルの建築現場などで、 土地の位置や形状を正確に測定する、また、その測量の計画を立案する事です。
測量時の少しの間違いが、最終的に大きな間違いとして表れるため、仕事には常に正確さと緻密さが要求されます。
測量士の仕事は大きく分けて屋内と屋外の2つの作業があります。
屋内では、正確に測量のための測量計画などを考え図面の作成を行い、屋外では実際に測量機器を使い測量を行います。
最近では、人工衛生を活用し測量を行う機器もあり、その精度も向上しています。
測量士の勤務状況
測量士として活躍している人のほとんどは、どこかの会社に勤務しているため、勤務時間や休日などは会社次第。
現場での他の作業が行われていない時に測量する事が多く、労働時間は不規則になるケースが多い。
【なり方1】
測量士国家試験を受験
合格
測量士
【なり方2】
定められた学歴や実務経験を満たす
国土地理院に申請・登録
測量士
測量士になるには
測量士になるには、2つのルートがあります。
【なり方1】
測量士国家試験を受験し、合格する。
詳細は国土地理院。
【なり方2】
定められた学歴や実務経験を満たし、国土地理院に申請・測量士として登録する。
※ほとんどの測量士(95%)がこちらのルートを選択します。
【必要な学歴や実務経験(いずれか)】
◇文部科学大臣の認定した大学、短期大学、又は高等専門学校において、測量に関する科目を修め、 当該大学等を卒業し、測量に関し実務経験(大学は1年以上、短大・高等専門学校は3年以上)を有する者。
◇国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において1年以上測量士補となるのに必要な専門の知識及び技能を修得し、測量に関して2年以上の実務経験を有する者。
◇測量士補で、国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設において、高度の専門の知識及び技能を修得した者。
測量士になりやすい進学先と就職先
測量士になりやすい進学先は、測量の科目が学べる大学・短期大学・専門学校などが挙げられます。
関連科目が学べる学校に進学すれば、国家試験を受験せずに申請のみで資格が取得できます。
就職先には、測量会社・建築関係・土木関係の他に、公的な機関である国土地理院(地形図などを作成する機関)などがあります。
収入について
測量士の平均年収は約440万円。
※平成24年賃金構造基本統計調査
測量士として独立するケースも少なく、ほとんどの測量士が会社勤務であるため、高収入が期待できる職業ではないようです。
平成24年 項目 | 男 | 女 | 合計 |
---|---|---|---|
平均年齢 | 43.3歳 | 40.9歳 | 43.2歳 |
勤続年数 | 15.4年 | 13.4年 | 15.3年 |
労働時間 | 174時間 | 174時間 | 174時間 |
超過実労働時間 | 12時間 | 10時間 | 12時間 |
平均月収 | 32.5万円 | 25.2万円 | 32.3万円 |
平均賞与(ボーナス) | 53.1万円 | 46万円 | 52.9万円 |
平均年収 | 443.1万円 | 348.4万円 | 440.5万円 |
-更新13-12-01 -チェック17-12-01