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なるには難易度 | 資金面などをクリアできれば開業は難しくない。 |
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年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 学歴は必要とされない。 |
収入状況 | セブンイレブンでは1店舗あたり1200万円。 ※日本経済新聞の平均年収予想 日本中で過当競争が激化しており、潰れる店も少なくない。 |
コンビニエンスストアの経営者とは
コンビニエンスストアの経営者とはコンビニエンスストアを経営している人の事をいいます。
全国のコンビニエンスストアの店舗数は約4万4000店舗。
今やコンビニエンスストアの売上高は約7兆8000億円で今や百貨店(約7兆4000億円)よりも高くなっています。
【コンビニエンスストア売上げ(2007年)】
1.セブンイレブンジャパン 約2兆6000億円
2.ローソン 約1兆4000億円
3.ファミリーマート 約1兆1000億円
4.サークルKサンクス 約8500億円
5.ミニストップ 約3000億円
職業名 | コンビニエンスストアの経営者 | ||
名前 | コンビニ | ||
年齢 | 52歳 | 年収 | 700万円 |
メッセージ |
仕事内容について
店内での作業はアルバイトに任せる事がほとんどですが、店の状況によっては経営者(店長)もアルバイト店員同様に店内でレジ作業や陳列、清掃業務などを行います。
その他には、売上げ管理、アルバイトの採用、本部との連絡作業などがあります。
業務自体は単純作業が多く、それほど難易度の高い業務はありません。
万引き問題
コンビニエンスストアでの大きな問題の1つは「万引き問題」。
もともと1商品の売上げと利益が少ないコンビニでは、100円のお菓子を1つ取られるだけでも大きな損失となります。
いろいろと対策を講じていますが、コンビニには死角も多く、どの店舗も万引きには頭を悩ませています。
勤務状況について
経営者(店長)の勤務時間は24時間・365日。休日もお店の状況次第。
勤務時間は長く、立ちっぱなしのことも多い。
体力的にタフでないとなかなか続けられない職業です。
アルバイト店員が休んでしまったり、年末年始で人員がそろえられない場合など緊急事態には店長が代わりに働きます。
コンビニエンスストアを自分で独立経営
or
フランチャイズで経営
コンビニエンスストアの経営者
コンビニエンスストアの経営者になるには
コンビニエンスストアの経営者になるには、主に2つのルートがあります。
コンビニエンスストアを自分で立ち上げ、経営する。
現在、個人のコンビニ経営者はかなり少なく、大手のコンビニエンスストアが幅をきかせている中で、コンビニを運営するのはかなり難しいでしょう。
このルートはあまり現実的ではありません。
コンビニ会社のフランチャイズとして店舗を運営する。
ローソンやファミリーマートなど大手のコンビニ会社では、フランチャイズをメインに店舗展開をしています。
フランチャイズ制度では、出店場所の選定やテナント選び、新商品の開発、サービスの充実などの業務を本部が請け負うため、経営者は店舗業務だけに集中できる利点があります。
本部は膨大なデータをもとに、新商品やサービスを提供するため、個人とは比べものにならないくらい効率的になります。
その代わり利益の30%~50%程度は本部に上納しなければなりません。
フランチャイズで店舗を運営する場合、会社によって様々ですが開業のために必要な自己資金は300万円程度。
フランチャイズについて
フランチャイズの加盟条件は、20歳以上であれば大きな問題はないようです。
好まれる条件に
◇夫婦である。(経営者が一人よりも二人の方が都合が良い)
◇体力がある。(バイトの欠勤など、時に長時間労働になる時もある)
◇ある程度の独立資金がある。
収入について
日本のコンビニの状況は既に飽和状態で、高収入は期待しにくい状況です。
競争に敗れ潰れていくコンビニも珍しくありません。
コンビニエンスストアの経営者の年収は売上げ次第。
立地条件の良いところなら1000万円を超える高収入も期待できますが、そうでないところなら経営者夫婦が休み無く働いて、やっとプラスマイナス0の店舗も。
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