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競艇選手

なるには難易度 競艇選手育成施設であるやまと学校への入学が競艇選手への第1歩となる。
競争率約30倍の難関入学試験を突破する必要がある。
年齢制限 15歳以上30歳未満の年齢制限がある。
学歴 制限はない。
収入状況 競艇選手の平均年収は約1600万円
※平成25年
選手生命も長く、収入には恵まれている職業。
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職業データ

競艇選手とは

競艇選手とは公営競技である競艇においてレースを行い、賞金を得るプロのスポーツ選手のこと。
ボートレーサーとも呼ばれています。
※競艇は公的な機関がギャンブルを開催する公営競技のひとつ。公営競技には競艇の他に、競馬、競輪、オートーレースがあります。

競艇について

◇競艇は別名「水上の格闘技」と呼ばれています。
◇競艇選手は成績ごとにクラス分けされ、一番上からA1・A2・B1・B2の4つがあり、上のクラスほど賞金が高くなります。
◇全国にある競艇場の中で一番人気があるのは、別名「競艇のメッカ」と呼ばれる大阪にある住之江競艇場。
◇競艇選手の内、1割程度が女性。女性専用の特別レースも行われています。
育休をとり、子供を出産してから復帰、活躍するママさんレーサーもいます。

競艇選手の職業体験談

まだ体験談は投稿されていません。
皆さんの投稿をお待ちしております。

競艇選手の仕事内容

仕事内容

競艇選手の基本的な仕事は、全国にある競艇場でのレースに参加し、着順を競い合うことです。

レースでは1周600mの競走水面を、半時計回りに3周します。
レースに使用するボートとエンジンは主催者側から貸し出されます。
選手のエンジンとボートは自身で選択することはできず、抽選で決められたボートに乗りレースを戦います。

競艇では1年が2期(前期:5月~10月 後期:11月~4月)に分けられ、それぞれの期の成績によって、次期のクラスが決定されます。
上位のクラスになるほど、出場できるレースが増え、賞金、収入が高額になります。

以下の4つにクラス分けされています。
◇A1(勝率上位20%)
◇A2(A1以下、勝率上位20%)
◇B1(A2以下、勝率上位50%)
◇B2(その他、新人選手など)

競艇選手は体重管理が必要。

体重が軽ければ軽いほど、ボートへの負荷が少なくなり、より速いスピードを出すことができます。
そのため、どの競艇選手も自身で厳しく体重管理を行っています。
※競艇選手には体重制限(下限)があります。男子は50kg、女子は47kg以下にはできません。

レース中の事故

別名「水上の格闘技」とも呼ばれている競艇では、時に時速80キロを超えるスピードの中でレースが行われます。
高速で水上を走り抜くボートレースでは常に危険がつきまとい、レース中の接触事故で不幸にも命を落としてしまう選手もいます。

競艇選手のなり方・仕事のつき方

中学校卒業以上
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やまと学校に入学(1年)
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卒業
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競艇選手

競艇選手・ボートレーサーになるには

中学を卒業し、競艇選手の養成施設である「やまと学校」(福岡県)に入学・卒業すれば、ボートレーサーになることができます。

入校試験について

【やまと学校受験資格】

・15歳以上30歳未満(入学日において中学校を卒業していること)
・身長:175㎝以下(18歳未満の男子については168㎝以下)
・体重:男子47㎏~55㎏以下 女子42㎏~50㎏以下
・視力:両眼共に0.8以上 (コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体内レンズ」手術は不可) など

やまと学校の入学試験の倍率は30倍程度で、かなりの難関。
毎期1000人以上の受験者に対して、合格者は40名程度。

受験資格に身長制限があるため、成長期で体が大きくなりそうな人は早めに受験した方が良いでしょう。
受験資格には身長制限がありますが、競艇選手になってしまえば、身長制限はありません。

入校試験には第1次試験~第3次試験まであります。

◇第1次試験

第1次試験には学力テストと体力テストがあります。
学力テストの方に重点を置いた評価がされる。しっかりと対策しておきたい。

・学力試験(中学卒業レベルの国語・数学・理科・社会を含む一般常識)
・体力試験(握力や背筋力、立位体前屈など)

◇第2次試験 (やまと学校(4泊5日))

・身体検査
・体力テスト(背筋力や持久走など)
・適性検査(IQテストや運転適性検査など)
・面接など

◇第3次試験

・面接
・身体検査

競艇学校について

競艇学校での訓練期間は1年間。
礼節が重んじられ、規律は厳しく定められています。
朝早くに起床し、夜の10時には就寝する規則正しい生活を送ります。
在学中は男性は坊主、女性は短髪になります。

また、一般の学校のように季節毎に行事も開催され、マラソン大会や球技大会なども開催されています。

訓練ではエンジンの整備やボートの基本的な操縦から始まり、徐々に本格的なボートの実践訓練へとステップアップしていきます。
そして、無事に卒業を迎えれられれば、晴れて競艇選手になることができます。
※実際に卒業できる生徒は全体60%程度とかなり厳しい数字。40%の人はドロップアウト。

【関連リンク】 やまと学校

競艇選手の年収・収入・給料は?

収入

競艇選手の平均年収は約1600万円。
収入面では文句のない職業といえます。
また、年間の賞金ランキングのトップ選手の賞金額は2億円以上。

競艇選手は実力別にA1・A2・B1・B2の4つにクラス分けがされています。
クラスが上位であるほど、賞金額の高いレースに出場できる機会が増え、収入もアップします。

A1ランク(約320人):平均年収 約3300万円
A2ランク(約320人):平均年収 約1800万円
B1ランク(約700人):平均年収 約1100万円
B2ランク(約250人):平均年収 約500万円

競艇界最高レースの賞金は1億円

競艇界最高賞金レースである賞金王決定戦の賞金は1億円。
毎年、年末に行われる賞金王決定戦は公営競技の中でも1レースの価値が最も高いレースです。
※競馬のG1レースなどは1レース1億円以上の賞金ですが、ジョッキーへの配分は5%程度。

競艇選手の選手生命

競艇選手には定年の制度がなく、長期にわたって選手として活躍することができます。
※中には60歳以上の年齢になっても、現役で活躍している選手もいます。もちろん、成績次第で引退になるケースもあります。
選手生命が長い競艇選手の中には、生涯獲得賞金が10億円を超えている選手も多数存在しています。

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