| なるには難易度 | ほとんどのサッカー選手が小さな頃から厳しいトレーニングを続け、プロ選手になっている。 才能に左右される面も多く、なることは非常に難しい。 | 
|---|---|
| 年齢制限 | 特別な制限はない。 高校を卒業する年齢(18歳)か大学を卒業する年齢(22歳)でプロサッカー球団に入団するのが一般的。 | 
| 学歴 | 全く必要ない。 | 
| 収入状況 | Jリーグの平均年俸は約2200万(2014年)。 高収入が期待できる職業。 | 
プロサッカー選手とは

プロサッカー選手とはサッカーをプレーすることで給料をもらい生活している人のことを言います。
    J1・J2合わせて約1000人弱のプロサッカー選手がいます。
プロといえば、Jリーグと呼ばれるJ1・J2リーグが有名ですが、その下にJFLと呼ばれる下部組織があり、JFLの選手にもプロサッカー選手が存在しています。
 Jリーガー8割は視力が1.0以上。
    視力の良さもプロになる秘訣かもしれません。
仕事内容について

仕事内容はサッカーをプレーし、チームが勝利できるように全力を尽くすことです。
    サッカー選手としてグラウンドで活躍できるように、生活のすべてをサッカーに捧げます。
ピッチ内でのプレーだけでなく、地道な筋力トレーニング等のピッチ外での努力も成功には欠かせない要素のひとつ。
プロサッカー選手の休日・オフシーズンなど
基本的にシーズン中に休日はあまりありません。
    リーグ戦終了後の長期オフも、だらだらと過ごしていては体力が落ちてしまうため、継続的にトレーニングをする必要があります。
    休みがあったとしても、そのまま休むわけにはいきません。
    引退までは、絶え間ない努力が求められる職業です。
ユースや高校・大学などアマチュアサッカー選手として活躍
    
    スカウト
    or
    セレクション
  
    プロサッカー選手
プロサッカー選手になるには

プロサッカー選手になるにはとにかくプロとして活躍できるだけのサッカーの実力を持つこと。
    まずはこれが第1条件になります。
なり方のルートとして、各Jクラブが設置している高校生年代である「ユース」に所属することが一番の近道であることは間違いありません。
    理由は簡単で、上部組織である「J」クラブと直接つながっているので、能力さえあればすぐにトップチームに引きあげてもらえるのです。
    ただ、どのJユースも応募者が殺到し、セレクションは非常に難関で、よほどの実力・技術がないと入れてもらえません。
    かなりの努力と才能が必要です。
 次に大学や高校からプロサッカー選手になる場合ですが、こちらも非常に単純で、とにかく所属するサッカークラブで活躍し続けることが大事。
    大きな大会で活躍すれば、評判を聞きつけて各Jクラブなどからスカウト達が視察にやってくることでしょう。
 どのくらい活躍すれば良いのか?は難しいのですが、とりあえずは最低でも所属する都道府県の県選抜の中心選手くらいにはなっておきたい。
    日本代表や県選抜など大きな舞台での活躍が増えるほど、スカウト達の目にとまりやすくなります。
    とにかく代表に選ばれるくらいに、自身の能力を高めよう。
 その他にセレクションからプロになれる可能性もあります。
    ただ、Jリーグのプロチームは独自にセレクションなどを開催していますが、一般の人を公募することは少なく、
    基本的に有力なサッカー関係者の紹介や推薦がなければ、プロのセレクションには参加できません。
    そういう意味では、有力なサッカー関係者との人脈も重要といえるでしょう。
元日本代表DF中澤選手の逸話

2006ドイツW杯日本代表の中澤佑二選手もヴェルディ川崎の練習生契約からプロになりました。
    練習生時代に「おまえ、もう来なくて良いよ」とボロカスに言われても、何とか頼み込んで練習に参加させてもらっていたそうです。
    そんな状況からも何とかプロ契約のチャンスをつかみ、日本代表としてW杯に出場できるレベルの選手に成長しました。
収入について
Jリーグに所属する選手の平均年棒は約2200万円程度(2014年)。
    プロ野球(約4000万)などと比べると少ない感は否めません。 
更にプロサッカー選手の引退の平均年齢は26歳前後で、それほど長い期間活躍できるものではなく、選手生命の長いゴルフや野球などと比べると、あまり割の良い職業とは言えないのかもしれません。
 日本代表の中心選手クラスになれば年俸1億円以上の高収入も期待できます。 
    海外で活躍している選手は軒並み数億円の年俸を得ています。
    ◇香川選手(ドルトムント):約6億円
    ◇本田選手(ACミラン): 約7億7000万円
◇長友選手(インテル):約5億2000万円
  
収入が日本人史上最高だと言われていた元日本代表 中田英寿選手

現在は引退してしまいましたが、長くヨーロッパで活躍していた中田選手は、CM等の副収入をあわせて年間10億円程度の収入があったそうです。
    ヨーロッパで活躍できる程の日本トップクラスの実力があれば高収入は間違いないでしょう。
-更新13-05-01 -チェック15-03-01