なるには難易度 | 基本的には教員免許を取得する必要があり、相応の学力が求められる。 |
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年齢制限 | 採用試験での年齢制限がある。 |
学歴 | 基本的には短大卒以上から、選択肢を拡げる意味では大卒以上が望ましい。 |
収入状況 | 各学校の規定によるが、世間一般の水準よりは高い給与が期待できる。 |
体育教師とは
体育教師とは主に高校や中学校など教育施設に勤務し、体育の教科を専門に教える教師のことをいいます。
体力が求められる職種であるため、男性の割合が高くなっています。
仕事内容
体育教師の仕事は規定されたカリキュラムに応じて、バスケットボールや体操などの運動競技を指導・教育することです。
生徒が適切に運動できるように手本を見せ、安全に配慮しながら授業を進行していきます。
また、運動を実際に行う「体育」の他に「保健」の授業も担当します。
心肺蘇生法や性教育など、人が生きていくうえで欠かすことのできない知識と技能を教授することも大事な仕事のひとつです。
生活指導について
体育教師は鍛え上げられた屈強な体格の人が多く、物理的に生徒を威圧できるため生活指導部に配属されることが多いようです。
体育教師と生活指導部は今も昔も太いパイプで結ばれ、生徒の健全な学生生活を守り続けています。
部活動について
体育教師はほとんどがスポーツの経験者です。
その経験を活かして、多くの体育教師がクラブの顧問として指導を行っています。
また、クラブの顧問として指導者になりたいがために体育教師を目指す人も多いようです。
中学・高校卒業
短大・大学などで
教員免許を取得
高校など各種学校に採用
体育教師
体育教師になるには
中学校でも高等学校でも、体育教師になるには基本的には教員免許が必要になります。
そのため、短期大学か大学に進学して、保健体育の教員免許を取得しなければなりません。
教員免許を取得した後は各種学校の採用試験を受験・合格すれば晴れて体育教師として働くことができます。
・国公立の学校を希望するならば公務員試験である教員採用試験を受験。
・私立の学校を希望するならその学校の採用試験を受験。
収入について
体育教師が勤務している、中学校・高等学校の年収データを掲載しています。
体育教師といっても教科が異なるだけで一般の教師と年収に違いはありません。
700万円前後が体育教師の年収となります。
小学校・中学校教師の平均年収
小学校・中学校教師の平均年収です。
※
「地方公務員給与実態調査結果の概要」
年 | 年齢 | 平均給与 | 諸手当 | 月額給与 | 賞与 | 年収 |
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平成26年 | 43.4歳 | 36万7201円 | 5万3239円 | 42万440円 | 166万738円 | 670万6018円 |
平成25年 | 43.6歳 | 36万7031円 | 5万2724円 | 41万9755円 | 149万4328円 | 653万1388円 |
平成24年 | 43.8歳 | 36万8725円 | 5万3172円 | 42万1897円 | 150万1953円 | 656万4717円 |
平成23年 | 43.8歳 | 37万1303円 | 5万3609円 | 42万4912円 | 167万8402円 | 677万7346円 |
平成22年 | 43.9歳 | 37万2202円 | 5万6346円 | 42万8548円 | 169万2765円 | 683万5341円 |
平成21年 | 43.9歳 | 37万5768円 | 5万9613円 | 43万5381円 | 180万6831円 | 703万1403円 |
平成20年 | 43.8歳 | 38万2959円 | 6万2029円 | 44万4988円 | 200万2446円 | 734万2302円 |
平成19年 | 43.8歳 | 38万8212円 | 6万1726円 | 44万9938円 | 202万4721円 | 742万3977円 |
高校教師の平均年収
高校教師の平均年収です。
※
「賃金構造基本統計調査」
平成24年 | 男 | 女 | 合計 |
平均年齢 | 44.8歳 | 41.1歳 | 43.6歳 |
勤続年数 | 16.1年 | 12.5年 | 15.0年 |
労働時間 | 166時間 | 165時間 | 166時間 |
超過実労働時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
平均月収 | 45万円 | 38.8万円 | 43.1万円 |
平均賞与(ボーナス) | 181.5万円 | 152.5万円 | 172.6万円 |
平均年収 | 721.5万円 | 618.1万円 | 689.8万円 |
-更新13-01-01 -チェック-16-03-01