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幼稚園教員
幼稚園教員
みやさこさんの体験記
各種データ
この職業に多い雇用形態
働いている人に多い学歴
この職業・業界の男女比
働いている人に多い年齢層
この職業に就くにはどうしたらいいですか?
幼稚園教諭の免許を取得できる短大や大学を卒業したらなれます。
短大は2種免許、4大は、1種免許が取れます。
短大に入学できる18歳から最低2年勉強して、20歳以降なら、何歳からでも可能です。
しかし、体力に自信がなければ、あまり高年齢からはおすすめできません。
1日の勤務時間や残業、休日の状況は?
私の働いていた幼稚園は、保育時間は朝9時から15時まででした。
しかし、8時には職員は出勤して、徒歩通園の子どもたちを引率するために迎えに行かなければなりませんでした。
また、保育後も、次の日の製作の準備や、行事にむけての細かい準備など、仕事は山積みなので、帰れるのは早くて18時半でした。
残業代は出ませんでしたが、夏休みや冬休みなど、長期の休みは、連続して長い間休む事ができます。
仕事内容、きっかけ、やりがい、マイナス面など
子どもたちの保育が主な仕事です。
徒歩の登降園の引率、自由遊びの安全管理、保育活動(製作、歌、リトミックなど)の指導、活動の準備、保護者との連絡などです。
保育士になったきっかけは小さい頃から保母さんにあこがれていたからです。
しかし、短大で勉強しているうちに、保育所での生活を重点においた指導ではなく、もう少し子どもたちに、いろいろな事を教え指導できる場に行きたいと思い、幼稚園教員になろうと思いました。
やりがいは1つ1つ行事を終えるたびに成長していく子どもたちをみて、自分もさらにいい先生になろうと向上できます。
子どもが大好きで、毎日関わる事のできるこの仕事は、本当に素晴らしいと思います。
また、子どもの成長を、保護者の方と共有していくなかで、この上ない喜びを感じられます。
大変な事で言えば、とにかく拘束時間が長いことです。
保育でへとへとになっているのに、一息つく間もなく翌日以降の保育活動や行事の準備に日々追われています。
持ち帰ってする仕事も多く、土日は休みでしたが、実際は家で仕事をしていることが多かったです。
また、子どもの命を預かっている仕事なので、保育中は、常に神経をとがらせて子どもたちを見守らなくてはならず、体調が悪い時は、本当に疲れます。
この職業に就きたい人へのメッセージ
精神的にも体力的にも、それこそお給料には全然見合わないような、大変な事は多々ありますが、子どもの成長を肌で感じながら、仕事として大好きな子どもたちと過ごせるのは、本当に価値のあることだと思います。
経験年数を重ねたり、精一杯愛情を持って子どもと接する事で、保護者の方からの信頼も厚くなり、子どもたちからも「先生大好き!」と言ってもらえます。
しんどい仕事ですが、子どもが好きなら、ぜひ頑張ってください。
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