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お笑い芸人
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PACさんの体験記
各種データ
この職業に多い雇用形態
働いている人に多い学歴
この職業・業界の男女比
働いている人に多い年齢層
- 10代後半
- 20代前半
- 20代後半
- 30代前半
- 30代後半
この職業に就くにはどうしたらいいですか?
年齢的な縛りは特にありませんが、多いのはやはり10代後半スタートです。今テレビで活躍している芸人さんの大半は高校卒業もしくは大学在学中から活動なさっています。
大手芸能事務所にはたいてい養成所のようなものがありますから、そこに入学するのが一番の早道です。たとえば吉本興業(よしもとクリエイティブエージェンシー)なら「NSC」という養成所です。
1日の勤務時間や残業、休日の状況は?
最初は全くの未定です。つまり、週休7日です。
仕事が欲しければ、とにかく現場に顔を出すことです。
たとえ自分の出番ではなくても劇場に足を運ぶことで、他の人の舞台も勉強できて、スタッフの人にも顔を覚えられて一石二鳥です。
私はそんなコトを続けていたら、たまたま準主役の方が急病で倒れてしまい、毎日舞台を見ていた私は台詞をほぼ覚えていたので、急遽その日の夜の部の舞台で準主役を務めることになりました。
ちなみに、ギャラは事務所によってまちまちで、吉本興行のように完全歩合制のところもあれば、ホリプロのように固定給のところもあります。
仕事内容、きっかけ、やりがい、マイナス面など
ぶっちゃけ、舞台班とテレビ班で完全に棲み分けされます。
(まれにナイツさんのようにどちらでも活躍される方々もいらっしゃいますが)
テレビ班のほうが顔が売れているため人気者のイメージですが、劇場に行くと舞台班の実力をまざまざと見せつけられます。
テレビ班で客を劇場に呼び、舞台班で満足させるイメージです。
きっかけは偶然です。(笑)
たまたま遊ぶ約束をしていた友達がお笑いオーディションを受けに行き、ついていっただけの私もなぜかエントリー番号が付され(笑)、そのまま合格してしまいました。(6000人中8人!)
それから約8年間、舞台中心に活動していました。
やりがいは大爆笑を取ったときのゾクゾクする感覚。
客席が揺れるんですよ!
もうこれはたとえようのない快感です。
お客さんに笑顔を提供する仕事だから、基本的に苦労なんてありません。
ただ……ギャラは安い。これは覚悟してください。
売れればたくさんもらえるか、というとそうでもなく、これも前述の所属事務所によります。
あと、忙しくなったら休みなんて取れません!(私も最盛期は半年間一日も休みなしでした)
この職業に就きたい人へのメッセージ
このお仕事は、時間とお金をことごとく失います。
ただ、自分の実力と運次第で年収数億円も夢ではありません。
それには、お客さんに笑顔になって帰っていただくことが大前提です。
夢にあふれたこの仕事、やりがいはMAXですよ!
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