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ベンチャー起業家
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各種データ
この職業に多い雇用形態
働いている人に多い学歴
この職業・業界の男女比
働いている人に多い年齢層
この職業に就くにはどうしたらいいですか?
やる気とアイデア勝負で始める人が多いです。学歴は特に必要ないですが、皆さんよく勉強されています。経営について基本的な知識を持っている人が多い、もしくは、行政などの公的機関から様々なサービスを受けられるので、自然に経営に必要な知識が得られます。
年齢も特にいくつというのはないですが、知っている人は30-40代位の人が多いです。
1日の勤務時間や残業、休日の状況は?
自分が経営者の場合、決まった時間の仕切りはありません。私の場合は、8時半から17時半をコアタイムとしています。
仕事内容、きっかけ、やりがい、マイナス面など
私の仕事は、まだ商品化されていない特許技術を用いて、世の中の人に役に立つ魅力的な商品をつくり、販売するルートを作る仕事をしています。
世の中にない商品を作るということで、開発から製造、販売まですべてを気にかけながら、売り上げに結び付けるにはどうすればいいのかを考えています。
まだ、人数が少ないので会社経営のほぼすべてにかかわる仕事を把握し、必要に応じてアウトソーシングしたり、自分でこなしたり、判断し実行に移すのが仕事です。
世の中の役に立つ仕事がしたいと子供の頃から思っていました。今、商品化に取り組んでいる技術は、世界数か国で基本特許を取得しており、貧困の救済やこれまで捨てられていたものの有効利用など、可能性がある分野だと思い、なんとかこの技術を世に出そうと決心し、10年務めた会社を辞めて起業しました。
自分で決めることができるということです。雇用されていると何かと上司や経営陣の意見をくみ取り、あわせる必要がありましたが、全くその必要はありません。
明日、これをやろうと思えば、それをすればいいという自由があります。また、夢もどんどん広がります。起業するまでは漠然とした夢でもよかったのですが、起業すると夢は実現しなければ意味がないと思うようになり、実現するためにどうすればいいかについて真剣かつ具体的に考えるようになりました。
ベンチャーにつきまとうのは、資金繰りです。収入がどんどん上がればいいですが、思うように事が進んだという人をそれほど多く聞きません。
安定的な収入を得るようになるまでに、地を這うような苦労をする人も結構いるのではと思っています。
そんな苦労を超えると、かなりのタフな人になれるはずです。
この職業に就きたい人へのメッセージ
せっかくの人生なので、何か新しく始めることをおすすめします。どんな小さなことでもいいので。
私は、実際に起業したばかりで、まだ経営は安定しておらず、大変な毎日です。昔の私なら、もうとっくの昔に諦めてしまうことも、今の私なら諦めなくなりました。何か現状を乗り切るために方法があると考え、チャレンジするようになっています。
そうすると、前がなんらかの形で必ず開けるようになりました。人生を拓く、あきらめなければその実感ができる職業だと思います。
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