自動車整備士・自動車整備工
Mさんの体験記

この職業に多い雇用形態

• 正社員

働いている人に多い学歴

• 専門卒

この職業・業界の男女比

• 男：9　女：1

働いている人に多い年齢層

• 20代前半
• 20代後半
• 30代前半

専門学校、もしくは短期大学を卒業し、国家整備士2級に合格しないとその職業にはなれません。
何才からでもなれるとは思いますが、力仕事、体力仕事が多いので加齢するごとに、大変さが増す仕事だと思います。

通常、9時から17時の勤務ですが、車検台数や整備台数などにより、残業もあり得ます。また、土曜、日曜も点検や修理などを受けているので、休日出勤もあります。

主に、車検の点検、整備をするレーンと、日常的な点検、整備をする工場に分かれています。車検担当になった場合は、陸運支局への持ちこみ前に、車検に通らない箇所はないかどうかなどを点検します。
日常点検の工場では、オイル交換やタイヤ交換といったものから、お客様の要望に応じた点検、修理を行います。

元々、自動車が大好きだったので、自動車に関わる仕事に就きたいと思い、この仕事を選びました。

壊れたり、破損したりした車が、修理で元通りに直り、それをお客様に喜んでもらえるところです。

入庫台数が多いと残業が毎日続いたり、逆に入庫が少ないと定時に上げられたりと、その時によってかなり仕事の量に差があるところです。また、冬は工場内がとても寒くなるので、寒さとの戦いも大きなマイナス面だと思います。

整備士はただ、車と向き合っていればいいだけではありません。お客様がどのような要望を持って、いらっしゃったのか、それを的確に知る努力も必要です。最近では、サービスの向上も整備士に求められ、お客様と直接応対する場合もあります。決して、華やかな仕事ではないですが、僕は、自分は車にとっての医者だという気持ちで取り組んでいます。
何より大切なのは、そういった向上心なので、そのような気持ちさえ持ち続けられれば、頑張れる仕事だと思います。