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キャビンアテンダント
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この職業に就くにはどうしたらいいですか?
大卒後、航空会社の採用枠で入社する方が多いようですが、昨今は中途の採用も盛んです。航空会社によっては未経験からのCAという枠もあるようです。また、正社員ではなく契約・派遣形態での雇用も増えてきています。
専門学校や短大卒でも受験資格はありますが、ほとんどが大学卒での入社でした。
視力条件(1.0以上)やTOEICスコア、年齢制限など各航空会社によってさまざまな条件が設けられているため、在学中からしっかりとした準備をすることが欠かせません。
また、体力勝負の仕事内容ですので、体の丈夫さも兼ね備えていないといけないかと思います。
1日の勤務時間や残業、休日の状況は?
その日のフライトにより勤務内容は異なります。
1か月ごとのシフト制で大きな流れでいうと、3日乗務+1日休み、という感じです。一般的な企業のように土日休み、というわけにはいきません。とても変則的な仕事です。
基本的に残業はありませんが、天候等によるフライトの遅れの結果、勤務時間が長くなるなどというのは日常茶飯事です。
ある日の国際線(ニューヨーク行)の場合、朝7時に勤務開始、お昼前のフライトに向けてブリーフィングなどの準備、離陸後機内サービス開始、合間を縫って休憩や食事をとりつつ23時に現地着、その後解散という流れでした。仕事中はほぼ立ちっぱなしという本当に体力のいる仕事です。
私が働いていたのは随分前なのですが、大体の流れは今も大差ないのではないかと思います。
仕事内容、きっかけ、やりがい、マイナス面など
旅客機に搭乗し、お客様の快適な空の旅をお手伝いすべく、離着陸時の安全確保、機内各種サービス(飲み物や食事、雑誌・新聞、毛布など)の提供、体調の優れないお客様の介抱、などがあります。
また、必要に応じてトイレの清掃なども行います。
お客様に感謝のお言葉を直接頂いたとき、また、搭乗後にお手紙を下さる方もいらっしゃるのですが、拝読した時など本当に嬉しい気持ちでいっぱいになります。
時に理不尽なサービスを要求されるお客様がいらっしゃいます。離着陸の態勢に入っているのに、席を立ち制止を聞かない、深酔いされているのに更なるアルコールを要求する、セクシュアルハラスメント的な行為をされる、など挙げればきりがありません。そういう時には本当に心底疲れ果ててしまいます。
また、休日が定期的に取れないので、お子さんをお持ちの方はとても大変そうに見受けられます。私はそれが理由で退職しました。
この職業に就きたい人へのメッセージ
体力的にも精神的にもタフな方が向いています。また、ホスピタリティのある方でなければ務まりません。
常に明るく前向きに物事を捕える力を身につけ、また、それ以外の語学などのスキルも合わせて持ち合わせることで、この職業に就けるチャンスが広がると思います。
華やかなイメージだけをお持ちの方には、とても辛い職場です。
最近は以前ほど採用の枠が多いわけではなく、また、仮にCAになれても時給制の採用だったりと、厳しい現実がありますが、やりがいのある仕事ですので、興味があればぜひ挑戦してもらいたいと思います。
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