職業ガイド>食べ物・フード系職業>は行の職業>バーテンダー
なるには難易度 | ウェブや求人誌、バーの張り紙などで募集がされている。 アルバイト採用が多いが、なるだけなら難しく無い。 |
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年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | 学歴は必要ない。 |
収入状況 | 収入は店の格や繁盛度合いによってさまざま。 アルバイトの場合は時給1000円くらいから。 |
バーテンダーとは
バーテンダーとはバーやパブなどでカクテルやビール、ワインなどのアルコール飲料を提供する職業。
bar(酒場)+tender(優しい相談者)を合わせてできた言葉。
カクテルの種類は数千種類にもおよびます。
バーテンダーとして働いている人は20代~30代が多く、それ以上の年齢になると割合はぐっと下がります。
明確な理由は不明ですが、深夜まで働く体力的な問題、低賃金など金銭的な問題が大きいようです。
仕事内容について
バーテンダーの仕事は来店したお客さんのためにお酒をつくること。
お酒の種類はカクテルやビール、ワインなど、アルコール全般にわたり、オムライスなどのちょっとした料理を作ることもあります。
その他にも、お店独自のカクテルやメニューを開発したりと創造的な仕事も。
バーテンダーはおいしいお酒や料理を、ただ提供すれば良いわけではありません。
カウンター越しに座っているお客さんとのトークの能力もバーテンダーとして大切な能力のひとつです。(バーに頻繁に通う人は寂しい人が多いとか?)
バーのマスターの人柄で店が繁盛するか否かが決まってくるとか。
客はお酒のおいしさだけでなく、居心地や雰囲気でお店を選ぶといいます。
最近は女性バーテンダーも増加傾向にあり、中には従業員が女性だけのバーもあります。
ただ、深夜勤務になることが多いので、女性でも体力的な強さが求められます。
バーテンダーの勤務状況
勤務時間は夕方くらいから~深夜おそくまでが一般的ですが、店の立地条件や客層などによってもさまざまです。
休みは基本的に日曜日だけのお店が多いようです。
特に資格や能力は必要なし。
バーでお酒を造る業務に携わる。
バーテンダー
バーテンダーになるには
バーテンダーになるために特に必要な資格や能力はありません。
求人誌やWEBサイトなどでの募集に応募し、採用されればバーテンダーになることができます。
業界未経験でも採用しているバーもあります。
バーテンダーになるための2つのルート
1.アルバイトなどでバーに勤務し、実務経験を積みながらステップアップしていく。
2.専門学校などでカクテルなどの技術を学習後に就職する。
バーテンダーの雇用形態
一般的なバーでは、個人で経営しているところが多く、社員として雇用してくれるところは、あまり多くはありません。
個人経営のバーだと社員だとしても、社会保険などの福利厚生が無いとこも。
正社員としての採用を希望するなら、ホテルに併設されているバーなど、大きな資本が運営しているバーへの就職を目指すと良いでしょう。
バーテンダーの資格
日本バーテンダー協会で実施されているバーテンダーの資格はありますが、資格取得者でなくても問題なく仕事はできます。
ただ、「格」を重視する高級店などでは取得を奨励しているようです。
【NBA認定バーテンダー資格証書】
1年以上の実務経験者で、支部に於て面接試験を行い、新入会員と認めた満20歳以上の者。
上級資格に【NBA認定バーテンダー技能検定合格証書】と【IBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書】があります。
詳細は日本バーテンダー協会
収入状況について
アルバイト採用の場合は1000円前後が一般的。
1000円と聞くと少し良い条件のように思えますが、深夜勤務になることも当然の職業なので、体力的な面を考慮すると割の良い職業とはいえないのかもしれません。
大きな会社やホテルなどバーテンダーとして正社員採用された場合は、その会社・ホテルの給与体系に準じます。
ある程度の経験を積んだバーテンダーで年収400万円~600万円程度が一般的だとか。
個人で独立し店を構えた場合は、その店の売り上げ次第。
店を何軒も持てば高収入が期待できるようですが、売上が大きく期待できる商売ではないため、基本的に高収入は望めないことが多いようです。
アルコール飲料に関するさまざまなコンクールも開催されています。
実績を積んでいけば宣伝効果が高まり、より良い収入状況になることは間違いないでしょう。
-更新13-02-01 -チェック17-05-01