なるには難易度 | 明確な定義はないため、自身がパチプロと思えばパチプロになる。 一般的には、パチスロでそれなりの収入が得られるようになればパチプロとされる。 |
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年齢制限 | 制限なし。 |
学歴 | 制限なし。 |
収入状況 | 高収入を得られる人は一握り。 パチスロ誌上では年間1000万円を超える収支を記録している人もいます。 |
パチプロとは
パチプロ(パチスロ)とは、パチンコ店でパチスロをプレイし、収入を得ている人の事をいいます。
パチプロとして活躍している人の総数は不明。
パチスロの歴史上、1番、出コインが多い時代とされた「5号機」時代には、1日で100万円以上も勝利するケースもありました。
現在では、そのような状況に規制が入り、最高でも20万円程度の勝ち金になるように抑えられています。
パチンコ屋の営業時間は都道府県によって異なりますが10時~22時位迄が一般的。
職業名 | パチプロ(パチスロ) | ||
名前 | マサキチ | ||
年齢 | 26歳 | 年収 | 200万円 |
メッセージ |
職業名 | パチプロ(パチスロ) | ||
名前 | 慶次 | ||
年齢 | 40歳 | 年収 | 240万円 |
メッセージ |
仕事内容について
パチプロの仕事は設定の高いパチスロ台を見極め、パチスロを打つこと。
パチスロには「設定」と呼ばれる出コインを調節する機能が1~6まであり、6に近いほど勝ちやすく1に近いほど負けやすい仕組みになっています。
その設定は、店が側が自由に調節することができ、店側が出したい台(お客に勝たせたい時)には高設定を設定し、逆に回収したいときには低設定を設定します。
スロプロはその設定の高い設定4、5、6あたりを狙い、勝利を目指します。
パチスロの専門誌には、各機種についての詳細情報が掲載されています。
それらの情報をもとに自身の台の設定状態を予測し、継続か撤退かを判断します。
高設定と思われる台をキープできれば、長い時には朝から営業時間が終わるまで(13時間程度)パチスロを打ち続けます。
めぼしい台が無かったり他の人に取られてしまった場合は他のパチンコ店に向かい良台を探したり、翌日以降ためのリサーチを行います。
ギャンブルの世界は・・
パチスロは紛れもないギャンブルです。
直接、お金に絡む現金勝負なので、血の気の荒い人も多く、台の取り合いなどでトラブルになることも少なくありません。
プロとして活動し続けるには、精神的な強さが求められる職業です。
体力勝負の一面も
連日、長時間にわたって椅子に座り続けることもあり、腰や関節に大きな負担がかかります。
腰を痛めてしまい余儀なくパチプロを引退する人も多く、毎日椅子に座って長時間パチスロを打つことはとても大変な作業なのです。
不安が常につきまとう職業
今日勝てたから明日も勝つとは限らず、明日への不安が常に付きまとう仕事であり、その不安感に耐え続けられる人は少なく、長期的にパチプロを続けられる人は少ない。
勤務状況
パチプロの勤務地は各地にあるパチンコ店。
たばこが自由に吸える店舗が多いため、空気の状態が悪く、労働環境は芳しくない。
パチスロで収入を得る
パチプロ(パチスロ)
パチプロになるには
パチプロになるための条件はありません。
一般的には、パチスロで生活できるほどの収入を得ている人の事をいいます。
収入状況について
パチプロの平均年収は不明。
月収にして20~30万円程度が一般的。
2000年代前半には、一日で100万円程度勝てる機種もありましが、現在では1日に20万円くらいが限界ライン。
パチスロでの収入に所得税などの税金はかかりません。
そのため、勝ち金は全て自身の収入となります。
しかしながら、一般の企業にあるような社会保険や厚生年金など福利厚生は一切ありません。
マイナス面も
また、パチプロには負の側面があります。
仮に一般企業に勤務して仕事をしていれば、打ち込んだ時間に対してのスキルアップが期待できます。しかしながら、パチプロはパチスロをただ打ち続けるだけの職業であるため、何年続けたとしても社会人としてのスキルが上がることはありません。
本来なら取得しているはずの社会人としての能力が欠落しているために、何らかの事情でパチプロを辞めた時には、満足のできる転職や再就職をすることは厳しいのが現実です。
収入に納税の義務もなく、その日暮らしの気楽な職業と思われがちですが、実際には様々な面で厳しさのある職業といえるでしょう。
-更新13-06-01 -チェック17-06-01