なるには難易度 | 日本トップの偏差値を誇る国立大学であり、入学難易度は相当高い。 学生時代に相当な努力が必要。 |
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年齢制限 | 東京大学への受験資格に年齢制限はない。 |
学歴 | 高校卒業か高校卒業程度認定試験などでの高卒以上の学歴認定が必要になる。 |
収入状況 | 東京大学の卒業生は大手企業に就職することがほとんど。 卒業後は高収入が期待できる。 |
東大生とは
東大生とは東京の文京区にある東京大学(国立大学)の学生のことであり職業ではありません。
日本で最もレベルの高い大学とされ、どの学部の入試難易度も日本トップで全国の受験生の憧れの的となっています。
年間の入学者数は全学部合わせて約3000人。
日本で初めて設立された大学で、かつては東京帝国大学という名称でした。
その他の帝国大学には京都帝国大学・大阪帝国大学・名古屋帝国大学・九州帝国大学・東北帝国大学・北海道帝国大学などがありました。
現在は帝国大学の名称ではなくなり、東京大学・京都大学のように帝国が外されていますが、歴史と伝統のある名門国立大学の総称として、「旧帝大」(旧帝国大学の意味で上記の7大学のこと)と呼ばれることもあります。
今現在も旧帝国大学の人気・偏差値は高く、どの大学も国立大学の難関大学であり続けています。
理系のどの分野に関しても研究レベルは高く、現在日本のノーベル賞受賞者(理系)の多くが旧帝国大学の出身者です。
・湯川秀樹氏 (京都大学)
・朝永振一郎氏 (京都大学)
・江崎玲於奈氏 (東京大学)
・福井謙一氏 (京都大学)
・利根川進氏 (京都大学)
・白川英樹氏 (東京工業大学)
・野依良治氏 (京都大学)
・小柴昌俊氏 (東京大学)
・田中耕一氏 (東北大学)
・小林誠氏 (名古屋大学)
・益川敏英氏 (名古屋大学)
・南部陽一郎氏 (東京大学)
白川英樹氏以外はすべて旧帝国大学出身です。
白川氏も東工大出身ですべての受賞者が国立大学出身であり、私立大学からは1人も受賞していません。(2008年)
中学校卒業
高校卒業(大検)
東京大学入学試験合格
東大生
東大生になるには
高校を卒業し、又は、高校卒業の資格を取得し、難易度の高い東京大学の入学試験に合格すれば東大生になることができます。
どの学部も偏差値にして60以上は必要で、相当な学習量が必要。
文系では文科一類(主に法学部進学)の難易度が高く、理系では理科三類(主に医学部進学)の難易度が特に高い。
特に理科三類は日本で一番難しい学部だといわれています。
東大合格者には国公立・私立問わず有名進学校出身者が圧倒的に多く、無名校からの合格者は少ない状況です。
東大生になるには有名進学校への入学が近道といえるでしょう。
東京大学と親の年収の関係について
現在、東大生の親の平均年収は1000万円程度であり、親の収入=高学力・高学歴の関係が成り立っています。
難関大学進学には塾や予備校を活用する人がほとんどで、そのお金を親が出資できるかどうかも試験突破の重要な要素となっています。
【関連リンク】 東京大学
収入状況について
学生時代に収入面で優遇されるのは家庭教師のアルバイトくらいで、東大生といっても特に大きな差異はありません。。
卒業後の就職先・進路は大手企業、官公庁、研究者など。
東京大学の威光が就職や採用を助けてくれることでしょう。
学歴で足切りされることはほぼ皆無で、優秀な東大生の需要は高く、不況であったとしても就職の心配をする必要はありません。
どこに就職先するにしても大手企業は確実で、収入面では優遇されている場合が多いでしょう。
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