職業ガイド>デザイン・アート系職業>な行の職業>ネイリスト
なるには難易度 | 専門のスクールなどでネイルの技術を学びネイリストになる。 採用門戸は広く、なることは比較的容易。 |
---|---|
年齢制限 | 特に制限はない。 |
学歴 | なるために特に必要とされる学歴はない。 |
収入状況 | ネイリストの給与水準は低い。 平均で200万円~300万円くらいだといわれている。 |
ネイリストとは
ネイリストとは一般にネイルサロンなどに勤務し、お客さんの爪の手入れや装飾を施し、ネイルアートを行う職業です。
ネイルアーティストやマニキュアリストとも呼ばれています。
近年は、おしゃれなネイルアートを施す女性が増加しており、人気の高まっている職業。
ネイルアートを施すのはほとんどが女性ということもあり意外に思うかも知れませんが、女性のネイリストだけでなく、男性のネイリストも活躍しています。ネイリストの男女比は女性:9 男性:1。
職業名 | ネイリスト | ||
名前 | 猫 | ||
年齢 | 28歳 | 年収 | 200万円 |
メッセージ |
職業名 | ネイリスト | ||
名前 | カナ | ||
年齢 | 35歳 | 年収 | 350万円 |
メッセージ |
職業名 | ネイリスト | ||
名前 | サロン | ||
年齢 | 32歳 | 年収 | 300万円 |
メッセージ |
仕事内容について
ネイリストの仕事は、ネイルの専門知識を活かして、お客の爪を美しく健康に保ち、お客の要望に応じたデザインに仕上げることです。
ファイリング(形整え)やバフィング(爪磨き)、キューティクルケア(甘皮処理)など基本的なケアを施し、ネイルアート(飾り付け)やエクステンションを行います。
ネイリストは1センチ~2センチ程度の小さな面積を舞台に作業を行います。
そのため、爪を美しく彩れるデザインセンスはもちろん大事な能力のひとつですが、何よりも手先が器用なことが絶対に必要な基本スキルになります。
残念ながら、細かい作業が苦手な人には不向きな職業です。
施術の時間は1時間以上の長時間になることもあります。
その間も、お客の状態を見極めながら、世間話などでお客を飽きさせないように会話を弾ませるコミュニケーション能力が求められます。
ネイリストの人柄の良さが好感を呼び、お客が集まる事も珍しくないそうです。
そういった意味では、美容師と似ている部分の多い職業といえます。
勤務時間について
勤務時間は朝から夜遅くまで。
営業時間終了後には、スキルの向上のために研修や個人で練習を行うこともあります。
休日は平日になることが多く、お客の多くなる土日はほとんどが出勤になります。
ネイルスクール、専門学校などで知識・技術を習得
ネイルサロンに就職する
ネイリスト
ネイリストになるには
ネイルサロンに就職すれば、ネイルの仕事に従事することになり、ネイリストになることができます。
しかし、何の技術もない素人がいきなりネイルサロンで働くことはまず不可能で、ほとんどの人はネイルのスクールや専門学校に通い知識と技術を身につけてから、ネイルサロンに就職します。
資格について
ネイルに関する業界での代表的な資格が2つあります。
☆ネイリスト技能検定試験
☆ネイルスペシャリスト技能検定試験
ネイルサロンに就職するために資格は必ずしも必要なものではありませんが、採用の条件になっていたり、評価対象としているネイルサロンも多いため、多くの人が資格を取得します。
特に、ネイリスト技能検定試験がネイリストとしての有力な資格です。
ネイリスト技能検定試験2級以上の取得を目指そう。
就職先と進学先
ネイリストの就職先にはネイルサロンの他に美容院、エステティックサロン、ブライダルサロンなどがあります。
面接時にはネイルの技術だけでなく、接客業に適した人物であるか言葉遣いや服装など、人としての基本的な立ち振る舞いも見極められます。
最低限のビジネスマナーは身につけておくべきでしょう。
ネイリストになりやすい進学先は特にありません。
若い人だけでなく、年齢を重ねた人でも比較的チャレンジしやすい職業です。
ただ、採用に際しての門戸が広いということは、それだけ離職率の高い業界といえます。
収入について
ネイリストとしての技能を学んだ後は、まずはどこかのネイルサロンに就職するケースがほとんどですが、未経験からの採用の場合アルバイトなど正社員以外での採用が多いようです。
アルバイト採用の場合は、時給1000円以下がほとんどで、月収にして15万円程度。
正社員採用でも年収200万~が一般的で収入の伸びしろも少ない。
ネイリストは爪を彩る華やかな仕事内容ですが、収入としては大きな数字を期待できる職業ではないようです。
ネイリストとして経験を積んだ後に自身で店を構えて成功すれば年収1000万円以上も夢ではありません。
ただ、ネイルの客単価はそれほど高額ではなく、美容院でもネイルサロンが併設され始め、競合も増加傾向にあるため、成功することは簡単ではないようです。
-更新13-02-01 -チェック16-06-01